● 日本のジャズ〜ジャズ・ロック 1970年
1970年前後は日本のジャズメンによるジャズ〜ジャズ・ロックの録音がレコード会社各社によって
意欲的に行われた、日本のジャズが最も創造的で熱かった時代であった。
マイルスのアット・フィルモアが録音され、シカゴやBST等のブラス・ロックのグループが支持され始め、
日野皓正のハイ・ノロジーが大ヒットした頃。
しかし当時は極一部の作品を除き、多くのものが正当な評価をうけることもなく発売後即廃盤となり
多く聴かれることもなく忘れられ、闇に隠れ、埋もれた。これらは一体何枚プレスされ、売れたのであろうか。
しかし近年になり、外国人コレクターが注目しだし、若いDJ達からレアグルーヴと呼ばれ再評価の機運が高まり、
密林に埋もれていた化石状態の作品が発掘され始め、CDで再発され始めたのは嬉しい限り。
今年(2006年)になってディスクユニオンの手によってエレクトラム等、
ビクター・日本のジャズ・シリーズの一部がCD化されたが引き続きこれらの作品のCD化
もぜひ願う次第である。
尚、これ以外にも当時のポップス曲等を演奏したイージーな企画のコマーシャルな作品も多数録音されたが割愛。
すべて現在までにLP再発が無かったもの、及びCD化されていないものばかりに限定してリストアップした。
(2006年10月作成)
緑色タイトルはこのページUP以降にCD復刻されたものです。
タクト・ジャズ・シリーズ はこちら
ビクター・日本のジャズ・シリーズ はこちら
●ヘッド・ロック/
稲垣次郎とソウル・メディア (日本コロムビア:XMS−10028 70年11月発売)
稲垣次郎とソウル・メディア
稲垣次郎(ts),伏見哲夫(tp),川崎燎(g),今田勝(org),荒川康男(b),田畑貞一(ds)
<ザ・バンプ><トゥエンティ・ワン><スプーン・フル><バック・トゥ・ラック>
<ハイ・ジャック><ザ・グラウンド・フォー・ピース><ヘッド・ロック>収録
1970年8月3・6日録音
稲垣次郎のジャズ・ロック作品はほとんど再発されていない。これはその最右翼。激レア。
当時のスイング・ジャーナル誌のレコード評未掲載。発売当時は全く話題にならず。
後期タクト・ジャズ・シリーズの1枚
2007年2月16日にP−vineから奇跡のCD復刻 紙ジャケ
●ジャズ&ロック・アウト/JAZZ&ROCK ’OUT’ 真夏の夜のロック (日本コロムビア:JPS−5215 70年11月発売)
稲垣次郎とソウル・ビッグ・メディア
稲垣次郎(ts),伏見哲夫(tp),川崎燎(g),今田勝(org),荒川康男(b,arr),田畑貞一(ds)
鈴木重男(as),大野俊三,鈴木武久(tp),今井尚,堂本重道(tb),原田忠幸(bs)
佐藤允彦(arr)
<グランド・オブ・ピース><イッピー><ピュア・ハート・ガイ><フリー・ロック>
<フリーダム・ジャズ・ダンス><オー・ハッピー・デイ><スピニング・ホイール>
<ユーヴ・メイド・ミー・ソー・ベリー・ハッピー>収録
1970年7月21日 「真夏の夜のジャズ&ロック」日比谷野外音楽堂で実況録音
これもウルトラ激レア。
オリジナル4曲と既成曲4曲の好選曲。
当時唯一の情報源だったスイング・ジャーナル誌にもレコード評、発売告知等一切未掲載。
ほとんど知られていない1枚。
ヘッド・ロックCD化後、最もCD化が望まれる1枚。
「真夏の夜のジャズ&ロック」は他にフラワーズ、陳信輝、山口冨士夫らが
出演したアナグラム企画主催のコンサート。
2012年9月5日 日本コロムビアよりCD化発売
●ウッドストック・ジェネレーション (テイチク〜ユニオン:ULP−1007 ) 2009.12.追記
ザ・ソウル・メディア
<オープニング><ウッドストック><アイ・ウォント・トゥ・テイク・トゥ・ハイヤー>
<ママ・トールド・ミー><サマー・タイム・ブルース><スプーン・フル><ザ・グラウンド・フォー・ピース>
<ヘッド・ロック><ニック・ナック>
このLPは最近まで存在を知らなかった。ヤフオクでベラボーな値がついた激レアLP。
録音は70年夏頃か? 当時ソウル・メディアは日本コロムビアと契約していたため、
稲垣次郎他パーソネルのクレジット等は一切表記されていない。(CD解説より)
CD解説によると稲垣次郎さんによる推定パーソネルは
稲垣次郎(ts,ss),大野俊三(tp),川崎燎,水谷公生(g),穂口雄右(org),荒川康男(b),猪俣猛(ds),ラリー須永(perc)
2009年12月2日 P-vineよりCD化発売。
●サムシング/スティーヴ・マーカス&ソウル・メディア (日本コロムビア:NCB−7003 71年1月発売)
稲垣次郎とソウル・メディア
稲垣次郎(ts),川崎燎(g),佐藤允彦(p,elp),荒川康男(b),石松元(ds),田中清司(perc)
スティーヴ・マーカス(ts,ss)
<サムシング><フェアリー・リングス><セレニティ>収録
1970年9月14日録音
日本コロムビア・アドベンチャー・イン・サウンド・シリーズ
S・マーカスは当時ハービー・マンのグループの一員で来日中だった。
このレコードは世界で最初にPCM方式で録音されたレコードである。
現在このレコードのPCMマスターテープの再生は再生機が現存しないので
PCM音質での再生は不可能である。
2015年頃にカッティングされた保存用マスターディスク(凸型メタルマスター(金属原板))
が発見され、日本オーディオ協会から復刻盤の発売が計画されが実際に発売されたかどうかは不明。
(GES-15126 2015年9月 5000円 300枚以上の受注で発売 100〜200枚の受注でモノクロジャケットで製作される予定だった)
またPCM録音をアピールするサンプル盤が1971年当時製作された。 (日本コロムビア:TD-3009)
A面:PCMレコーディング&ノン・ディストーション・カッティング
<サムシング><フェアリー・リングス>
B面:スタンダード・レコーディング&カッティング
<サムシング><フェアリー・リングス>
2013年4月24日 日本コロムビアからサムシングの別テイク(!!)を追加してCD化発売 (COCB-54056)
このCDは並行録音されていたアナログテープを使用して製作された
ステーヴ・マーカスは自己のグループで「グリーン・ライン」を録音。(日本ビクター〜ワールド・グループ:SMJX-10109)
番外編
●グリーン・ライン/スティーヴ・マーカス (日本ビクター:SMJX−10109) 2012.8月追記
スティーヴ・マーカス(ts,ss) ソニー・シャロック(g) ミロスラフ・ヴィトウス(b) ダニエル・ユメール(ds)
<メルヴィン><ミスター・シーツ・アット・ナイト>
<グリーン・ライン><ザ・エコーズ>
1970年9月11日録音
スティーヴ・マーカスがハービー・マン・グループで来日公演時に日本で録音したもの
日本のみで発売
2013年11月27日にBIRDSONG〜HAYABUSA LANDINGSよりWジャケット紙ジャケ仕様でCD化発売(HYCA-2068)
●明日に架ける橋/佐藤允彦+ビッグ・ソウル・メディア (日本コロムビア:NCB−7010 71年6月発売)
佐藤允彦+稲垣次郎とビッグ・ソウル・メディア
稲垣次郎(ts),川崎燎(g),荒川康男(b),石松元(ds),田中清司(perc)
大野俊三(tp),中沢忠孝(tb),原田忠幸(bs),猪俣猛(ds)
佐藤允彦(p,elp,comp,arr),
<明日に架ける橋><愛と平和><サムシン・ゴーイン・オン>
<グールー><セレニティ><スナイパーズ・スヌーズ>
1971年7月録音
日本コロムビア・アドベンチャー・イン・サウンド・シリーズ
2007年2月21日 日本コロムビアCD化発売
●道祖神/稲垣次郎とソウル・メディア (日本コロムビア:NCB−7017 71年7月発売)
稲垣次郎とソウル・メディア
沢田靖司(vo),小山恭弘(comp,arr)
<いなのめ(津軽じょんがら節より)><きざし(かんちょろりん節より)><すそみ(南部牛追い唄より)>
<くさかひ(刈千切唄より)><ありそべ(切声音頭より)><たぶて(五ツ木の子守唄より)><ささら(こきりこ節より)>
<やぶにらみの遺産>収録
日本コロムビア・アドベンチャー・イン・サウンド・シリーズ
●バイ・ザ・レッド・ストリーム /稲垣次郎とビッグ・ソウル・メディア
(日本コロムビア:NCB−7019)
稲垣次郎とビッグ・ソウル・メディア
鈴木宏昌(arr,cond,p,org),稲垣次郎(ss,ts),鈴木重男(as),原田忠幸(bs)
鈴木武久,伏見哲夫,野村毅(tp),堂本重道,中沢忠孝,臼井和雄(tb),松木恒秀(g)
今田勝(p,org),荒川康男(b),石松元(ds)
<バイ・ザ・レッド・ストリーム><ウォーム,オネスト・アンド・ラブ>
<ゼア・イズ・イット・エニ・ウォー・トゥ・エンド・ザ・ウォー>
<サムシング・オーバー・ザ・ウォー>収録
1972年7月20日録音
日本コロムビア・アドベンチャー・イン・サウンド・シリーズ
全曲鈴木宏昌のオリジナル。
2012年9月5日 日本コロムビアCD化。発売予定!!! (COCB-54006)
●イン・ザ・グルーヴ /稲垣次郎とソウル・メディア (日本コロムビア:NCB−7021)
稲垣次郎とソウル・メディア
稲垣次郎(ts,ss),今井尚(tb),松木恒秀(g),岡沢章(elb),石松元(ds)
<ザッツ・ハウ・アイ・フイール><ブルー・ブラッド><イッツ・インパッシブル>
<プット・イット・ホエア・ユー・ウオント・イット><クレイジー・メディスン>
<ジョワ・ドゥー・ピープル><パパ・ホッパーズ><バレル・ハウス・グルーヴ>
<スリル・イズ・ゴーン><ラヴィン・スピークス><サンバ・ティンバ>収録
1973年2月26・28日録音
日本コロムビア・アドベンチャー・イン・サウンド・シリーズ
2012年12月5日 日本コロムビアCD化発売 (COCB-54038)
●
組曲アフリカの印象‘ウガンダ’/石川晶とカウント・バッファロー&ザ・ジャズ・ロック・バンド
(日本コロムビア〜デンオン:CD-4024)
石川晶とカウント・バッファロー&ザ・ジャズ・ロック・バンド
市原宏祐(ts),杉本喜代志(g),佐藤允彦(p),江藤勲(elb),石川晶(ds)
上記は1970年4月30日「センセーショナルジャズ 70」出演時のメンバー。
本レコードでは異なっているかもしれない。ベーシストは寺川正興の可能性も有。
日野皓正クインテット
日野皓正(tp),村岡建(ts),鈴木宏昌(p,elp),稲葉国光(b),日野元彦(ds)
宮間利之とニューハード
宮間利之(cond)
羽鳥幸次,村田文治,藤崎邦夫,佐野健一(tp),片岡輝彦,上高政通,戸倉誠一,青木武(tb)
高見弘,中山進治(as),市原宏祐,前田章二(ts),砂原俊三(bs)
山木幸三郎(g),今城嘉信(p),国定正夫(b),田畑貞一(ds)
佐藤允彦(comp,arr)
<組曲アフリカの印象‘ウガンダ’>
1970年5月13日 渋谷公会堂 「アフリカの印象」コンサート 実況録音
このレコードについては今まで誰も何も語っていない。
和ジャズディスクガイドでも紹介していなかった。
ジャケット・デザインも判らない。今までもネットや書籍で紹介された形跡無し。
当時のスイング・ジャーナル誌にもレコード評、発売告知等一切無し。
日野皓正,佐藤允彦のデイスコグラフィー等にも未掲載。
1970年5月13日に東京・渋谷公会堂で「アフリカの印象」というコンサートが
アナグラム企画の主催で開催されている。(出演は上記と同じ)その時の実況録音。
演奏は3バンドの合同演奏。佐藤允彦のオリジナル曲がフリー色濃い演奏で展開されている(らしい)
数年前にヤフオクにサンプル盤が1枚出品されている。(ジャケなし)
実際に正規盤が発売されたかどうかわからない。サンプル盤のみが存在するのだろうか??
レコード番号も決められたが発売寸前で何かの事情で発売中止になり、サンプル盤のみが出回ったのか?
ジャケットは作製されたのか?
非常に魅力的、かつ最強のメンツ・・・世界に誇る我が佐藤允彦の作・編曲、全盛時代のニューハード
日野皓正のオリジナル・クインテットを迎えて日本ジャズ最重要期の
1970年に録音された正に和ジャズ最後の超弩級未発掘音源か??
関係各位の皆様の発掘・CD化をお願いします!!
尚1971年に東芝に録音された石川晶とカウント・バッファロー「ウガンダ〜アフリカン・ロックの夜明け」(東芝:TP-9520Z)と、
このレコードは全く関係ない。別物。
尚このレコード番号前後のLPは次の通り
CD-4023 ゴールデン・ソフト・ギター第2集/木村好夫トリオ+1
1970年 8月25日発売 1500円
CD-4025 ポピュラー・ヒット!ヒット!ヒット!/猪俣猛とサウンド・リミテッド 1970年8月10日発売 1500円
上記2枚のLPは日本コロムビア新譜月報1970年8月号に記載 CD-4024の本LPは記載無し
●サウンド・オブ・サウンド・リミテッド/猪俣猛とサウンド・リミテッド (日本コロムビア:HS−7001 )
猪俣猛とサウンド・リミテッド
猪俣猛(ds),大野俊三,熊谷貴(tp),今井尚,堂本重道(tb),植松孝夫(ts),横田年昭(fl)
川崎燎,神谷重徳(g),穂口雄吉(org),鈴木淳(elb)
<ムスターシュ><タクス・チューン><ジョイント><モンスター>
<ララバイ・フォー・ユー><スコットランド・シーン><ムスターシュ>収録
1970年3月25日 東京スタジオ・センターで録音
タクト・ジャズ・シリーズ
2007年2月16日にP−vineCD復刻発売
●インディ500マイル/猪俣猛とザ・サード (キャニオン:CAL−1021)
猪俣猛とザ・サード
猪俣猛(ds),前田憲男(comp,arr,p,org)
吉田憲司,福島照之,伏見哲夫,大野俊三,鈴木武久(tp)
キジ西村,中沢忠孝,山下晴生,堂本重道(tb)
鈴木重男,清水万紀夫,ジェイク・F・コンセプション,三森一郎,原田忠幸(reeds)
中牟礼貞則,水谷公生(g),鈴木淳(b),中島御(perc)
<サファリ・ラリー><インディ500マイル><デイトナ500マイル><モナコ・グランプリ>
1971年3月9〜11日 JOLF 第一スタジオで録音
猪俣猛とザ・サードのファースト・アルバム
●ジャズ・ロック・フォー・グランプリ〜大回転/猪俣猛とザ・サード (キャニオン:?????)
猪俣猛とザ・サード
猪俣猛(ds),前田憲男(comp,arr,p,org)
吉田憲司,福島照之,伏見哲夫,大野俊三,鈴木武久(tp)
キジ西村,中沢忠孝,山下晴生,堂本重道(tb)
鈴木重男,清水万紀夫,ジェイク・F・コンセプション,三森一郎,原田忠幸(reeds)
中牟礼貞則,水谷公生(g),鈴木淳(b),中島御(perc) 以上????
レコーディング・エンジニアの伊豫部富治氏によると「インディ500マイル」の次にレコーディング
されたらしいが??全く知らないLP。カセットでも発売された?模様。
●ハレ・クリシュナ/ザ・サード・ファースト・アルバム (東芝音楽工業:ETP−9032)
猪俣猛とザ・サード
猪俣猛(ds),前田憲男(comp,arr,p,org)
吉田憲司,福島照之,伏見哲夫,大野俊三,鈴木武久(tp)
キジ西村,中沢忠孝,山下晴生,堂本重道(tb)
鈴木重男,清水万紀夫,ジェイク・F・コンセプション,三森一郎,原田忠幸(reeds)
中牟礼貞則,水谷公生(g),鈴木淳(b),中島御(perc)
<ロクリアン・ロコモーション><ウイチタ・ラインマン><フール・オン・ザ・ヒル>
<セブン・フォー><デイドント・ウイ><ハレ・クリシュナ>収録
実はセカンドアルバム 71年9月発売
●モーニング・グローリー/猪俣猛とザ・サード (東芝音楽工業:ETP−9527)
猪俣猛とザ・サード
猪俣猛(ds),前田憲男(comp,arr,p,org)
吉田憲司,福島照之,伏見哲夫,大野俊三,鈴木武久(tp)
キジ西村,中沢忠孝,山下晴生,堂本重道(tb)
鈴木重男,清水万紀夫,ジェイク・F・コンセプション,三森一郎,原田忠幸(reeds)
中牟礼貞則,水谷公生(g),鈴木淳(b),中島御(perc)
<モーニング・グローリー><スリーパー><ゆりかごの唄><アローン><クワイエット>収録
●サムシング/フリーダム・ユニティ・ファースト (東芝音楽工業:LPC−8046 71年2月発売)
フリーダム・ユニティ
村岡健(ts,ss),鈴木弘(tb),鈴木宏昌(elp),稲葉国光(b),石川晶(ds)
<カプリコーン><サムシング><オン・ア・サニー・デイ><サム・アザー・ナイト>
<ブルーソウル><ピースフル・プラネット>収録
1970年10月18,26日録音
フリーダム・ユニティのファースト・アルバム
2011年10月19日 CD復刻発売
●ダウン・バイ・ザ・ネイキッド・シティ/フリーダム・ユニティ (日本ビクター:SMJX−10116)
フリーダム・ユニティ
村岡健(ts,ss),鈴木弘(tb),鈴木宏昌(elp),稲葉国光(b),石川晶(ds)
<ダウン・バイ・ザ・ネイキッド・シティ:パート1〜ザ・ドアーズ・オブ・パーセプション
パート2〜ザ・ダンシング・プロトプラズム>
<エクエイター><オールド・キャッスル><ライト・アップ>収録
1970年11月20日録音
ビクター・日本のジャズ・シリーズ (シリーズ・ラスト・ナンバー)
フリーダム・ユニティのセカンド・アルバム
2009年6月24日 CD復刻発売 紙ジャケ
●SAMMY! SALUTE TO SOUL (日本コロムビア:NCB−7005 71年2月発売)
サミー(vo)
フリーダム・ユニティ
村岡健(ts,ss),鈴木弘(tb),鈴木宏昌(elp),稲葉国光(b),石川晶(ds)
<朝日のあたる家><サマー・タイム><ホワット・アム・アイ・リヴィング・フォー>
<トラブル・ブルース><アイ・ラブ・ユー・モア・ザン・ユール・エヴァー・ノウ>
<セントジェームス病院><ノーバディ・フォールズ・バット・マイン>
<ウイロー・ウイープ・フォー・ミー><シー・シー・ライダー>
<アイ・ウォント・ア・リトル・シュガー・イン・マイ・ボール><ヘイ・ジュード>収録
日本コロムビア・アドベンチャー・イン・サウンド・シリーズ
ネットオークションでたまに見かける
2013年4月24日 CD復刻発売 (COCB-54058)
サミー(SAMMY)についてはほとんど紹介されていないようなので少しだけ紹介・・・
サミー(SAMMY)本名は茅野雅美 1947.6.30 長野県北安曇郡生まれ
サミー&チャイルドで米軍キャンプで活動後1970年12月に来日したジョン・メイオール
と日劇のロックカーニバルで共演し注目される。レコードは他に「ソウル&ソウル」(東芝)を残す。(これもレア)
「ロックエイジの惑星たち」(72年 CD化された)でも2曲収録。(「女の家」が素晴らしい出来)
日本で数年?活動後ハワイへ渡ったらしいがその後の詳しい活動等は不詳。??
●女友達 (日本コロムビア:NCB−7013 71年)
サミー(vo)
沢田靖司(vo)
稲垣次郎とソウル・メディア 新室内楽協会
<女友達〜インター・ルード><アフター・ヌーン><パラジカ><ドゥ・イット>
<オン・ザ・グラス><百年たったら><女友達>収録
サミーが参加している。伴奏がソウル・メディアwithストリングス
現物を見たことがないのでよくわからないが
相当レアなLPであろう。ネットで紹介された形跡無し。各種書籍等にも掲載なし。
サミーのリーダー作かは判らない。サミーと沢田靖司の共作かもしれない。
<百年たったら>は「ロックエイジの惑星たち」(72年)でマオが歌っている。
日本コロムビア・アドベンチャー・イン・サウンド・シリーズ
2013年3月20日 THINK! から奇跡の復刻発売 (THCD-212)
ジャケットも初めて拝見。
●デパーチャー/イントロデューシング市原宏祐 (CBSソニー:SONP−50296)
市原宏祐(ts,ss),佐藤允彦(p,comp,arr),寺川正興(b),ジョージ大塚(ds)
<ナッシング・オン・ジ・イーザー・サイド><フロー・アズ・ゼイ・フロー>
<ザ・ルーパス><エレジー(ストリングスが加わる)>
1970年10月10・13日録音
制作:雨森康次
市原宏祐は当時宮間利之とニューハードに在団していた。
レア
●タケル〜村岡建 (日本フォノグラム〜フイリップス:FX−8502)
村岡建(ts),菊地雅章(elp),池田芳夫(b),ジョージ大塚(ds)
<スヌーピー><イージー・ライディング><フイッシュ><エレクトリック・ズー><デスパレーション>収録
1970年2月23日録音
村岡建のファースト・リーダー作
●2 to10 サキソフォン・アドベンチャー (日本フォノグラム〜フイリップス:FX−8503)
村岡建(ts),加藤久鎮(ss),高木元輝(bcl),豊住芳三郎(ds,gong)
鈴木宏昌(elp),佐藤允彦(p),稲葉国光,荒川康男(b),ジョージ大塚(ds),菊地雅章(comp,arr.cond)
<深海><プロット>
1970年4月15日
銀座・ヤマハホールで実況録音
スイング・ジャーナル・ジャズ・ワークショップの実況録音
フリー・ジャズ 激レア
●ライド・アンド・タイ (東芝音楽工業:ETJ−9002)
村岡建,植松孝夫(ts),鈴木宏昌(elp),鈴木良雄(b),日野元彦(ds)
<CCライダー><ホット・サンディ><ハッピー・バース><リッスン・ヒア>収録
1971年9月2日 銀座・ジャンクで実況録音
リラックスした2テナーバトル
エキスプレス・ジャズ・シリーズの1枚
菊地雅章elp 日野皓正tp 峰厚介asが入ったセッションも録音されたが未発表。
2011年11月23日CD化 発売
●リ・コンファメイション〜再確認そして発展/菊地雅章セクステット (日本フォノグラム〜フイリップス:FX−8501)
菊地雅章(p),菊地雅洋(elp),峰厚介(as),池田芳夫(b),村上寛,岸田恵二(ds)
<テナシアス・プレイヤー><ローミング・イン・ダークネス><ラブ・トークン>
<サイレント・ホライズン&ア・ドーン><ピース・トゥ・ピース><ヤング・ブラッズ>収録
1970年2月16・22日 録音
2009年5月27日CD化 発売
●フォルター・アウト/大野俊三 (日本ビクター:MJ-7144)
大野俊三(tp,flh),益田幹夫(elp),古野光昭(b),倉田在秀(ds)
<アルファ><ア・モーンフル・シーン><フォルター・アウト><ワンス・アゲイン>
1972年8月28日録音
大野俊三の初リーダー作
●ダグリ/峰厚介5 (日本ビクター:MJ-7145)
峰厚介(ss,ts),宮田英夫(ts),板橋文夫(p),望月英明(b),村上寛(ds)
<サーステイ><セルフ・コントラディクション><ダグリ><エクスペクテイションズ><スピン・ドラフト>
1973年6月21・25日録音
峰厚介がテナーを吹くのは1曲のみ
上記フォルター・アウトと共になぜかCD発売にならない。
1980年1月にLPで再発されていた(VIJ-6334)
●スインギング・ポエム“風と光” スティーブンスンの詩集から (日本コロムビア:NCE−7002 1971年1月発売)
詩:ロバート・ルイス・スティーブンスン
作曲:佐藤允彦 訳詩:中山知子 英詩朗読:ロイス・ビックリー Lois
Bickley
佐藤允彦(p),荒川康男(b),小津昌彦(ds)
<雨><すてきな遊び><歌><ブランク、風の夜><夏の夕暮><影法師><りくつ、寝台の国>
<風><点灯天><お月さま>
1970年録音
●ホワッツ・ハプニング/直居隆雄 (テイチク〜ユニオン:ULP-2001)
直居隆雄(g),植松孝夫(ts),鈴木宏昌(elp),穂口雄右(org),石川晶(ds),稲葉国光(b),佐藤允彦(arr)
<ウイズ・ア・リトルヘルプフローム・マイ・フレンズ><ホワッツ・ハプニング><アローン・トゥゲザー
<カム・トゥゲザー><セヴラル・ステップス
<トゥ・フリーダム><フリーダム><アイ・ゴッド・ライフ><ハレ・クリシュナ><ウイズ・ア・リトルヘルプフローム・マイ・フレンズ>
1970年録音
直居隆雄初リーダー作
●須磨の嵐 (日本コロムビア〜アルファ:XMS-10026 1970年8月10日発売)
須磨の嵐
桜井英顕(琴, 13弦琴),小島和男(琴),中谷望(fl)+伊藤貞司(perc)
<銀笛本曲><琴とフルートのためのパラフレーズ・六段>
<嬉遊八千代獅子><海辺>収録
1970年1月20・23日 & 2月7日録音
須磨の嵐 ファースト・アルバム
桜井英顕について
桜井英顕(さくらい ひであきら) 琴 アフリカン・ドラム 1948年8月24日 東京都生まれ
故人 国立音楽大学器楽科卒業。大学での専攻はトランペットだった。
1960年から朝日新聞が全国に展開した「朝日ジュニア・オーケストラ」に参加しプロ活動を行う。
琴曲と諸外国の民族楽器の融合をめざした音楽活動をおこなった。
琴奏者、フルート奏者らと「須磨の嵐」を結成しレコーディング(日本コロムビア、東芝)
1970年8月におこなわれたスイングジャーナル・ジャズ・ワークショップ 「未踏空間」に出演し注目される。
ニューハードの「四つのジャズ・コンポジション」(70年)にゲスト参加。
佐藤允彦「恍惚の昭和元禄」(70年)の狂気じみたvoiceは桜井。
NHK「新・平家物語」(72年 音楽:富田勲)の音楽に琴演奏で参加。
映画「子連れ狼」の音楽も担当した。白土三平を尊敬した。
●オール・アバウト・ダンシング・ミスト (日本フォノグラム〜フイリップス:FS−5072〜3)
<ダンシング・ミスト・ウイズ・ジョー・ヘンダーソン>
菊地雅章(elp),ジョー・ヘンダーソン(ts),日野皓正(tp),峰厚介(ss)
鈴木良雄(b),村上寛,中村よしゆき(ds)
71.8.5 都市センターホールで実況録音
<ダンシング・ミスト・アット・ヤマハホール>
菊地雅章(elp),峰厚介(ss),鈴木良雄(b),村上寛,中村よしゆき(ds)
71.7.3 銀座ヤマハホールで実況録音
<ダンシング・ミスト・ウイズ・菊地雅章セプテット>
菊地雅章(elp),市川秀男(elp),峰厚介(ss),池田芳夫(b),村上寛,日野元彦(ds),岸田恵二(perc)
70.8.22録音
<ダンシング・ミスト・ウイズ・ポール・ウイナーズ>
菊地雅章(elp),渡辺貞夫(sn),日野皓正(tp),村岡建(ts),峰厚介(ss),増尾好秋
稲葉国光(b),日野元彦(ds)
71.5.29 新宿厚生年金会館で実況録音
<ダンシング・ミスト・アット・ザ・サンケイ・ホール>
菊地雅章(elp),峰厚介(ss),菊地雅洋(org), 池田芳夫(b),村上寛,岸田恵二(ds)
70.11.13 サンケイホールで実況録音
編集盤だが1と2はこのアルバムでしか聴くことができない。4は最後2分間はカット(フェイド・アウト)されている。
1のジョー・ヘンダーソンの参加が貴重。(同日の他の音源は菊地=日野=ジョーヘン・インコンサートで聴ける)
●モーニング・タイド/峰厚介ファースト (日本フォノグラム〜フイリップス:FX−8508)
峰厚介(as),菊地雅章(p),ラリー・リドレー(b),レニー・マックブラウン(ds)
<モーニング・タイド><ラブ・トークン><ストレイト・ノーチェイサー><マクフィー>
<リトル・アビ><バールレン>収録
1970年6月17,18日録音
峰厚介の初リーダー作品。
スリー・ブラインド・マイス盤より2ヶ月早い録音。
ラリー・リドレーとレニー・マックブラウンはケニー・バレル,ジム・ホール,アッテラ・ゾラーらが出演した
「ギター・フェスティバル」で来日中だった。
●アルトサックスNO.1/渡辺貞夫カルテット 峰厚介カルテット (東芝音楽工業:TW−6046 1970.12発売)
A:渡辺貞夫(as fl),菊地雅章(p),荻原栄次郎(b),富樫雅彦(ds) (1〜3)
中牟礼貞則(g),宮田英夫(cabasa) (4〜6に加わる)
B:峰厚介(as,ss),市川秀男(elp,p),鈴木良雄(b),村上寛(ds)
A:渡辺貞夫カルテット・セクステット
<アイ・ミーン・ユー><イン・ザ・ウイ・スモール・アワー><タブー>
<ジェット機のサンバ><祈り><キューピッヅ・サンバ>
B:峰厚介カルテット
<オレオ><マイ・ファニー・バレンタイン><ネイチャーボーイ><ブルース・フォー・アリス>
A:1966年11月25・30日 12月4日録音 (JAZZ&BOSSA
takt:jazz-1と同じ音源)
B:1970年夏???
なんともベタなタイトルだがこれはWorld Record Club から通信発売のみで発売された<ベスト・プレイヤーズ・
イン・ジャパン>という10枚組セットのうちの1枚。発売は1970年12月頃
A面の渡辺貞夫カルテット/セクステットの演奏はどういう訳かTAKT盤JAZZ&BOSSA から収録されている
B面の峰厚介カルテットがあまり知られていない珍しい録音。すべて有名既成曲。
<ブルース・フォー・アリス>はチャーリーパーカーの曲である。
70年夏ころに録音されたと思われるがTBM1作目の「ミネ」を録音した頃かもしれない。
(70年8月 市川elp 水橋孝b 村上ds
今井尚tb)
他のLP等にも一切収録されていない。各種ディスコグラフィー等にも記載がない。詳しい方教えてください。
(10枚セットに付いている解説書に録音日の記載があるかもしれません。当方10枚すべてを持っていないのでわかりません)
峰は1・2はアルト 3・4はソプラノ 市川は3曲目のみピアノ
他はelc-p
同シリーズで沖至トリオのものがある。こちらも知られていないレアな音源
●トランペット・イン・モダンジャズ/沖至トリオ (東芝音楽工業:TW−6045 1970.12発売)
沖至(tp),翠川敬基(b),田中保積(ds)
<パラビアン><テンダリー><永遠の詩><ムード><ステップ・ワン><黒いオルフェ>
1970年夏??
●マトリックス (日本ビクター:SMJX−10078)
ビクター・モダンジャズ・セクステット
伏見哲夫(tp),菊地秀行(as),西村昭夫(ts),菊地雅章(p),滝谷裕典(b),鈴木孝広(ds)
<マトリックス><リトル・アビ><グリーン・ドルフィン・ストリート>
<スカイ・ウォズ・フォーリング><イン・フォース・ウェイ><黒いオルフェ>収録
1969年8月28日, 9月9,24日録音
ビクター・日本のジャズ・シリーズ
実質的なリーダーは菊地雅章。リトル・アビの初吹き込みが聴ける。
1977年に米国・CATALYST レーベルでLPが再発された。(CAT-7916 ジャケット・デザインは違う)
菊地雅章以外のメンバーについて
菊地秀行as
1940.1.18〜 仙台市生まれ 渡辺貞夫に師事 鈴木開次6 エディ岩田5 藤田正明5 山崎唯3 等の多くのコンボで活躍
伏見哲夫tp
1931.1.15 宮城県生まれ 東北高校卒業 仙台のジャズバンドで活動後関西の北野タダオとアロー・ジャズorch、
シャープスアンドフラッツ、東京ユニオン、ウエストライナーズ等で活躍、
この中では一番名前が知られている。69年鈴木=富樫5「ヴァリエーション」、
70年稲垣次郎「ヘッド・ロック」の録音にも参加した。
西村昭夫ts
1936.4.3 高知県土佐清水市生まれ 早大卒 東京パンチョスでプロ入り。
八木正生、米本宏、河村利夫のコンボ、松田運とブルーソックス、コジイ・カヤシマとスイング・ハウス、
山下敬二郎東京ヤンキース、草ケ谷隆夫、藤田正明、金井英人らのコンボで活躍。その後自己のコンボで
主にピットインなどのジャズ喫茶で演奏、コルトレーン派の実力派テナーマン。
人気投票でも上位にランクインした。
タクトの69年サマージャズfesライブ盤で自己のグループでの演奏が聴ける。
70〜73年にはシャープスアンドフラッツで演奏。その後愛媛・神戸等で演奏後80年代に渡米しNYCで演奏。
1992年9月NYCで死去。自己のインプレッションズで自主制作盤有。
滝谷裕典b
1938.3.31 横浜市生まれ 64年大矢隆敏ハイウェイサウンズ, 68年リッキー中山とアイビー・ファイブ,
大沢保郎3 菊地秀行のコンボ等で活躍。
鈴木孝広ds
1942.11.7 群馬県高崎市生まれ 69年プロ入り
メンバー選定に菊地雅章がどれ位関わったのかは判らないが菊地秀行,滝谷,鈴木の3人は
当時沢田駿吾5のメンバーである。翌年70年4月に沢田5で「フォーメィション」を
録音している。(ビクター日本のジャズ・シリーズ)
このLPは沢田駿吾がプロデューサー的役割を担ったので大人の事情もあったのかもしれない。
しかし今はそんなことは言っていられない重要かつ貴重作。
この録音を縁に菊地は翌年70年2月フィリップスレコード(発売は日本ビクター)と専属契約を結ぶ。
●24 YOSHIAKI MASUO (CBSソニー:SOPC−57103)
増尾好秋(g),渡辺貞夫(fl),市川秀男(elp),鈴木良雄(b),日野元彦,角田ヒロ(ds)他ブラスセクション
<アップ・タイト><シャーリー><24><コーヴァリス><ダーティ・マーシィー・トゥ>
<ラウンド・トリップ:カミング><ソフト・サッドネス>収録
1970年10月12・19日録音
増尾好秋の第2作
24とは当時の増尾の年齢。特大の増尾ポスターが付いていた。
2011年5月25日CD化 発売
●バビロニア・ウインド/杉本喜代志 (日本コロムビア:XMS-10037 72年1月発売)
杉本喜代志(g),植松孝夫(ts),市川秀男(p),池田芳夫(b),日野元彦(ds)
<バビロニア・ウインド><ミセス・ダリウス>
<ロゼッタ・ストーン><コルサバードの丘><ヒエログリフ>収録
1970年9月24・25日録音
杉本喜代志の第2作。
後期タクト・ジャズ・シリーズの1枚(エッセンス・オブ・ジャズ・シリーズ)(XMSラストナンバー)
カントリー・ドリームはかってLP再発されたがこれは未だ。
2007年3月にP−vineよりCD復刻
●イノセント・カノン (キング:SKK−3011)
加納典明(ナレーション,写真撮影)
猪俣猛とサウンド・リミテッド
猪俣猛(ds),大野俊三,鈴木武久(tp),ジェイク・F・コンセプション(as),堂本重道(tb)
横田年昭(fl),鈴木淳(b),水谷公生(g),大原繁仁(elp,keb,org),中島御(perc)
<イントロダクション><ザ・デス・オブ・ジャニス><ゴー・フォー・ナッシング>
<チャイルド&1><ブルー><アローン><エピローグ>収録
1971年2月21日録音
キング・ニュー・エモーショナル・ワーク・シリーズ
2007年3月にCD復刻
●ラブ・ウイル・メイク・ア・ベター・ユー (キング:SKK−3009)
LLL+1
市原宏祐(ts,ss),横田年昭(fl,ss),直居隆雄,水谷公生(g),柳田ヒロ(p,org)
寺川正興(b),チト・河内(ds),川原直美(perc),布施明(vo)
<ザ・クエスチョン・マーク><ランニン・フリー><ラブ・ウイル・メイク・ア・ベター・ユー>
<シャドウ・オブ・マインド><ファクツ・アバウト・イット・オール>収録
キング・ニュー・エモーショナル・ワーク・シリーズ
1997年にCD化されていました。
●コスモス/リチャード・パイン&カンパニー (キング:SKK−3008)
リチャード・パイン&カンパニー
松本易夫(ss,ts,as,bs),内山誠(p,elctone),加納ジュン(b),チワ小林(ds)
羽尾知也(tp)原沢智彦,水谷公生(g),中島御(perc)
<レフト・ライト><フール・オン・ザ・ヒル><サマー・タイム><コスモス>
<コンドルは飛んでゆく><30−60−90><ウインディ>
<マーシー・マーシー・マーシー>
キング・ニュー・エモーショナル・ワーク・シリーズ
現在も活躍中の隠れた名手リチャード・パイン(松本易夫)の初リーダーアルバム
2012年12月5日CD発売 KICJ-2290
「太陽はまだ暑く燃えていた・・」(横田年昭)SKK-3005 2007年3月にCD化
「バンブー」(村岡実)SKK-3001 2007年3月にCD化
「切狂言」(クニ河内)SKK-3003 2007年3月にCD化
「ディス・イズ・タイム5」(タイム5のデビュー盤)SKK-3002 CD化
「フォリオールU」(シンガーズ・スリー)SKK-3010 CD化
も同シリーズである。
●四つのジャズ・コンポジション (東芝音楽工業:TP−9010)
宮間利之とニューハード
宮間利之(cond)
羽鳥幸次,村田文治,藤崎邦夫,佐野健一(tp),片岡輝彦,上高政通,戸倉誠一,青木武(tb)
高見弘,中山進治(as),市原宏祐,前田章二(ts),砂原俊三(bs)
山木幸三郎(g),今城嘉信(p),山本五郎(b),田畑貞一(ds)
<無明領><生霊><白拍子><千秋楽>収録
作編曲:山木幸三郎,前田憲男,高見弘,佐藤允彦
ゲスト:櫻井英顕(琴)
1970年8月12・13・14日録音
耶馬台賦はかってLPで再発されたがこれは未だ。
ニューハードの代表作。「これが日本のジャズ」と自信をもって世界に
発信できる数少ない傑作アルバムの1枚。当時のニューハードのポテンシャルは
シャープスを凌いでいた。芸術祭優秀賞を受賞した。
●黒い太陽 (日本コロムビア:NCB−7006)
見砂直照と東京キューバン・ボーイズ
<シャンゴーの神に捧げる唄><オジエメ・アガジュ><ババル・アジェ>収録
前田憲男(comp,arr)
日本コロムビア・アドベンチャー・イン・サウンド・シリーズ
キューバン・ボーイズのアフロ・キューバン・ジャズ意欲作
1999年7月17日 日本コロムビア発売「黒い太陽〜キューバの郷愁」に全曲収録 (COCW-30501)
●ハッピー・フィーリング/森寿男とブルーコーツ (日本ビクター:SMJX−10105)
森寿男とブルーコーツ
森寿男,北里典彦,本木英夫,大谷義夫(tp),皆沢義一,飯田次郎,青柳善二,佐々間富雄(tb)
五十嵐明要,中込勝(as),岡村正義,佐藤圭三(ts),猿渡勇(as)
木藤義和(p),小林陽一(b),中村よしゆき(ds)
<パーディド><ノルウェイの森><ノーワン・ベイビー・バット・ユー><雨にぬれても>
<ハッピー・フィーリング><ウェイ・ウェイ・バック><ホット・サマーズ・ブルー>
<スカボロー・フェア>収録
小川俊彦(arr),前田憲男,八木正生(comp,arr)
1970年7月9,16,22日録音
ビクター・日本のジャズ・シリーズ
ブルーコーツの最も意欲的なアルバム。なぜかCD化されない。
●リトル・ジャイアント/原信夫とシャープスアンドフラッツ (日本ビクター:SMJX−10082)
原信夫とシャープスアンドフラッツ
原信夫,加藤久鎮,谷口和典(ts),前川元,鈴木孝二(as),森川信幸(bs)
森川周三,福島照之,佐波博,篠原国利(tp),谷山忠男,鈴木弘,橋爪智明,中島正弘(tb)
小川俊彦(p),竹内弘(b),中村吉夫(ds),直居隆雄(g)
<リトル・ジャイアント><パターンズ><ダーク・ホース><エレジー・フォー・ア・ダック>
<オービット8:11><フルート・サラダ><フレキシビリティ><ミス・ファイン>
作編曲:前田憲男,佐藤允彦,山屋清,八木正生
作曲:オリバー・ネルソン(2・4・6・8)
1969年12月録音
シャープスの意欲作であり同バンドのモダン・ビッグバンドとしての真価と実力が発揮された代表作。
ビクター・日本のジャズ・シリーズの1枚
近年シャープのLPも多くCD化されたが重要作の本作は何故かまだ。
ブルーコーツのハッピー・フィーリングと共にCD化が望まれる。
●エレクトロニクス/#&♭ ニュー・ロック・アルバム
(日本コロムビア:JDX−36 1970年6月発売)
原信夫とシャープスアンドフラッツ+1
原信夫,加藤久鎮,谷口和典(ts),前川元,鈴木孝二(as),森川信幸(bs)
森川周三,福島照之,佐波博,篠原国利(tp),谷山忠男,鈴木弘,橋爪智明,中島正弘(tb)
小川俊彦(p),竹内弘(b),海老沢一博(ds),直居隆雄(g)
本田竹彦(elp,hamond-org)
<ブーレ><ブライト・コップ><リベレイシヨン><タンブリン・タンバリン><ナーヴァス・ブレイクダウン>
<スピニング・ホイール><カム・トゥゲザー><ハニー><ホース・ラーフ・ブルース><ライト・ブルース>
作編曲:前田憲男,佐藤允彦,山屋清,荒川康男,小山恭弘
1970年3月頃の録音か???
ライナーノートに吹き込みメンバーのクレジット無し
上記メンバーは推定。ライナーのソロイストの記述や発売時期を考えると
シャープスが東芝に「ダブルエキスポージャー」を録音した頃か?
本田竹彦はトリオレコードに第2作目の「ザ・トリオ」を録音した頃の録音だと思われる。
デビュー初期の本田竹彦をフイーチャーしたあまり知られていない音源
イージー・リスニングとして企画され、ジャケットや帯に本田竹彦の名は記載無し。
当時のスイングジャーナル誌にもレコード評未掲載。
佐藤允彦や山屋清のオリジナルが新鮮 ジャケットワークも素晴らしい出来。
2012年9月5日 日本コロムビアCD化
●原信夫と#&♭結成20周年記念リサイタル (CBSソニー:SOLJ-3〜4)
原信夫とシャープスアンドフラッツ
原信夫,西村昭夫(ts),前川元,鈴木孝二(as),森川信幸(bs)
森川周三,隅山時一,岸義和,佐波博(tp),谷山忠男,川口日出男,橋爪智明,中島正弘(tb)
幾見雅博(g),竹内弘(b),中村吉夫(ds),大野肇(p,org)
<パストラル><アローン・アローン・アンド・アローン><ダンシング・ミスト>
<スルー・ウェイ・トラフィック><トゥモローズ・ブルース・トゥディ><ケビンズ・テーマ><バーガー・キング>
<シャイニー・ストッキングス>収録
ゲスト:菊地雅章(elp,p),日野皓正(tp),渡辺貞夫(sn,as)
作編曲:菊地雅章,日野皓正,渡辺貞夫,カール・シュローダー,フランク・フォスター
1971年12月3日
新宿厚生年金会館で実況録音
渡辺貞夫ら豪華ゲストを迎えての20周年ライブ盤。#&♭の代表作の1枚
ダンシング・ミストのビッグバンドバージョンが聴ける(編曲は菊地雅章)
コンサートの2日前に到着したというフォスターの譜面も大健闘。
スルー・ウェイ・トラフィックはフォスターがイサカ・カレッジのビッグバンドの
ために書いたイサカ組曲の第1楽章。
トゥモローズ・ブルース・トゥディはウディ・ハーマンの曲ではない。
これはフォスターが書いたオリジナルの同名異曲。
アローン〜の素晴らしい編曲をしたカール・シュローダー(シュレーダー)Carl Schroader はピアニスト。
1970年のドラム・フェスティバルや1973年サラ・ボーンの伴奏者(ライブ・アルバム有り)
等でたびたび来日している。
●ジャズの伝統/原信夫とシャープスアンドフラッツ (CBSソニー:SOND-66068〜9) 2012.8月追記
原信夫とシャープスアンドフラッツ
原信夫,西村昭夫(ts),前川元,鈴木孝二(as),森川信幸(bs)
森川周三,隅山時一,岸義和,佐波博(tp),谷山忠男,川口日出男,橋爪智明,中島正弘(tb)
幾見雅博(g),竹内弘(b),中村吉夫(ds),大野肇(p,org)
ゲスト:増尾好秋,直居隆雄(g)
<デキシー><誰も知らない私の悩み><ハイソサエティー><ティン・ルーフ・ブルース>
<ダーダネラ><ホンキー・トンク・トレイン・ブルース>
<A列車で行こう><ワン・オクロック・ジャンプ><ムーン・ライト・セレナーデ>
<ロック・ロモンド><フライング・ホーム><ブルー・フレーム>
<チュニジアの夜><ラウンド・ミッドナイト><ドナ・リー><ウォーキング・シューズ>
<マイルストーン><ウイスパー・ノット>
<3−2−1−0><ファンキー・ブロードウェイ><マック・エビル><移民の歌><風車>
<レジグネイション>
1971年5月14・21・31日,6月1日,8月4日録音 CBSソニー第1スタジオ
編曲:山屋清,前田憲男,小川俊彦,オリバー・ネルソン,藤井英一
シャープ結成20周年を記念して制作された企画盤
ジャズの誕生からシャープのオリジナル曲まですべてのスタイルを聴かせるという壮大な?
コンセプションで制作された。
ギターに増尾好秋と直居隆雄が参加しているのが注目される。いずれもゲスト参加
増尾の渡米直前の録音。ツェッペリンやBSTのナンバーを演奏しているのも注目
ジャケットや帯に増尾・直居の表記無し。
膨大なLPを残しているシャープだがこのLPにしか入っていない曲も多い。
●ザ・ロック・シーズン/高橋達也と東京ユニオン (東芝音楽工業:ETP−92004)
高橋達也と東京ユニオン
高橋達也,長沢好宏(ts),富樫功,土井賢治(as),大村利正(bs)
赤松弘康,数原晋,永井真,福沢裕(tp),原田靖,宮崎英次郎,岡田光一,日下部徳一郎(tb)
金山正浩(p),四方田勇夫(ds),福島達雄(b),松木恒秀(g:ゲスト)
山屋清(comp,arr)
<ロック・シーズン組曲>
(雅 寒 解 萌 開 結 授 盛 極 移 実 充〜静)
<イントロダクション><ファイブ・ブラック・スポット>
<ワックス・アンド・ウエイン><ファースト・ファースト>収録
1972年10月23・26日,11月13日録音
高橋達也と東京ユニオンの知られざる初の意欲的なジャズアルバム
当初の計画では初リサイタルで実況録音された「ロック・シーズン」がLP化される予定であった。
A面の組曲は難解なスピリチュアル系ジャズ、B面は小品集。
山屋清はかっての東京ユニオンのリーダー
4chレコード。
●ユー・アー・ソー・ベイン/ジャズ・ロックの世界 高橋達也と東京ユニオン (東芝音楽工業: )
高橋達也と東京ユニオン
高橋達也,長沢好宏(ts),富樫巧,土井憲治(as),大村好正(bs)
原田靖,宮崎英治郎,岡田光一,日下部徳一郎(tb)
赤松弘康,中沢健二,藤崎邦夫,福沢裕(tp)
金山正浩(p),福島達雄(b),中村よしゆき(ds)
山屋清(cond,arr)
<ユー・アー・ソー・ベイン><アローン・アゲイン><ザ・モンクミー・アンド・ミセス・ジョーンズ><シャフトのテーマ>
<リターン・トゥ・フォエバー><バラキのテーマ><ブローイン・ユア・マインド><ヘイ・ジュード>収録
1973年3月31日 東京・芝 郵便貯金ホールで実況録音
東京ユニオン第2作。初リサイタル「ジャズ・ロックの世界」の実況録音盤。
同コンサートは他にLP「ザ・ロック・シーズン」から演奏されたがこのLPには未収録。
(ゲスト:後藤芳子vo 水谷良重vo,西郷輝彦vo)
「ユー・アー・ソーベイン」はカーリーサイモンのヒット曲「うつろな愛」
4chレコード。
●ジャズ・イン・トーキョー‘69 (日本コロムビア:PSS−10011〜2)
にじます:佐藤允彦トリオ+宮沢昭
ミナのセカンド・テーマ:山下洋輔トリオ
マイ・フェヴァリット・シングス:西村昭夫カルテット
グリーン・ドルフィン・ストリート:松本英彦カルテット
ヘイ・ジュード:本田竹彦トリオ
パッション・ダンス:峰厚介クインテット
メンフィス・アンダー・グラウンド:猪俣猛クインテット
君去りし後:ジャム・セッション
南里文雄(tp),水野純交(cl),世良譲(p),ジョージ川口(ds),栗田八郎(b)
1969年8月30日 日比谷野外音楽堂で実況録音
日本ジャズ協会創立を記念して開催された第1回サマージャズフェスティバルの実況録音
以下この時代のジャズ・フェス・アルバムはすべてレア。
タクト・ジャズ・シリーズ
2012年10月5日 日本コロムビアCD化決定。
CD化にあたって他グループの演奏の追加収録を切望したい
日本ジャズ協会はジャズメンの仕事と社会的地位を護り、ジャズの普及運動を大局的見地から推し進める
ような組織として設立される。ミュージシャンや準備委員の主なメンバーが69年3月から5月にかけて
打ち合わせ会議を開催し1969年6月18日に設立総会が開催された。
日本ジャズ協会は次のように構成された。
A会員:ミュージシャン
B会員:ミュージシャン以外でジャズに関する仕事を行う者
C会員:一般聴衆
仮事務所が新宿ピットインに置かれた。
この日本ジャズ協会の活動を広くアピールするため、また協会運営資金を調達するコンサートとして
このサマージャズフェスティバルが企画され開催された。日本ジャズ協会へ加入したミュージシャン全員を
このコンサートへ出演させる方針であったため(ノーギャラだったが)駆け込みで入会したミュージシャンも多く
当時としては空前の出演者数となった。(32グループ 124人が出演)
午前11時45分・全ミュージシャンを代表して松本英彦が開会宣言を行う
(出演者・出演順)昼12時〜夜8時30分
岸田恵二4 宮田英夫4 西村昭夫4 ビル柿崎4 松本浩5 大野三平3 松本英彦4 酒井潮3+1 沢田駿吾5
菅野邦彦3 猪俣猛5 村岡実グループ 宮間利之とニューハード 本田竹彦3 日野皓正5 白木秀雄 ジョージ大塚3
木村純子3 加藤久鎮5 峰厚介5 秋本薫4 南里文雄グループ 大野雄二3 今田勝4 山下洋輔3 鈴木弘7
高柳昌行ニュー・ディレクション 佐藤允彦3+1 冨樫雅彦ESSG 前田憲男〜稲垣次郎オールスターズ
途中午後3時15分から2時間にわたりニッポン放送「サタディ・ニッポン」でも生中継が行われている。
聴衆・約3000人 天候・晴れ
入場料・1000円
日本ジャズ協会は第2回サマージャズフェスティバル(1970年8月29・30日 日比谷野外音楽堂)開催後間もなく、
金銭上のトラブルが原因で解散。わずか1年少々の活動だった。
1971年以降サマージャズフェスティバルは第3者の手により主催され現在まで開催されている。
●センセーショナル・ジャズ‘70 (日本コロムビア:PSS−10025〜6)
トゥワイライト・イン・ネム:宮間利之とニューハード+日野皓正
ムード:沖至トリオ
トコ:日野皓正クインテット+ジョージ大塚(ds)
フォー・ユニット:高木元輝トリオ
ブルーソウル:石川晶とカウント・バッファローズ
ミラー:鈴木弘セクステット
スコアー:稲垣次郎とソウル・メディア
ムスターシュ:猪俣猛とサウンド・リミテッド
1970年4月30日
渋谷公会堂で実況録音
当日出演したすべてのグループの演奏が1曲ずつ収録されているが
日野皓正5の演奏(トコ)が途中でフェイドアウトされているのは残念。
当時の状況が色濃く反映された好盤。
2枚組のうち1枚目(4曲目まで)のみ75年にLPで再発された。
2012年12月5日 日本コロムビアよりCD化発売 (COCB-54039〜40)
●全日本ジャズフェスティバル‘69 (日本コロムビア:PSS-10005〜6)
サーカス:日野皓正クインテット
いそしぎ:弘田三枝子+日野皓正
パストラル:渡辺貞夫カルテット
シー・ヴェー:ジョージ大塚トリオ
S.J.ストンプ:SJオールスターズ 作・編曲:佐藤允彦
日野皓正tp 鈴木弘tb 北村英治cl 松本英彦ts 伏見哲夫tp 鈴木重男as 村岡建ts
沢田駿吾g 宗清洋tb 渡辺貞夫as 猪俣猛ds 八城一夫p 稲葉国光b
キャッスル・キャッツ:富樫雅彦〜鈴木弘クインテット
サブシ:原信夫とシャープスアンドフラッツ 作・編曲:佐藤允彦
スプリング・スプリング・イズ・ヒア:武井義明vo+原信夫とシャープスアンドフラッツ
A列車で行こう:SJオールスターズ+原信夫とシャープスアンドフラッツ 編曲:前田憲男
渡辺貞夫as 宗清洋tb 北村英治cl 日野皓正tp 伏見哲夫tp 福島照之tp
松本英彦ts 増尾好秋g 鈴木弘tb ジョージ大塚ds 中村吉夫ds
1969年5月24日 新宿厚生年金会館で実況録音
全日本ジャズフェスティバルは1968年から1972年まで5回開催された。
1970年と72年以外は実況録音LPが発売された。
●‘70ジャズ・フェスティバル・イン合歓 (東芝音楽工業:TP−9011〜2)
ステラ・バイ・スターライト:日野皓正クインテット
マイルストーン:日野皓正クインテット
けいこたん:山下洋輔トリオ
セント・ルイス・ブルース:宮間利之とニューハード+南里文雄
ミニ・ママ:宮間利之とニューハード
ふり袖は泣く:宮間利之とニューハード
サン・パウロ:渡辺貞夫カルテット
墨絵:原信夫とシャープスアンドフラッツ
A列車で行こう:原信夫とシャープスアンドフラッツ
マジーズ・タングル:佐藤允彦トリオ
セレニティ:佐藤允彦トリオ
1970年7月23日三重県合歓の郷野外ホールで実況録音
第2回ネム・ジャズインの実況録音
VTR収録されてTV放送もされた。制作:中部日本放送(CBC)
放送:TBS MBS CBC でAM1:00〜5:00までのオールナイト放送
当時のVTRテープが現存するならぜひ再放送してほしいものである。
ネム・ジャズインは71年もVTRでTV放送されている。
72年以降はAMラジオでのみの放送が行われていた。(72年のチックコリアはFMでも放送)
●サマー・ジャズ・イン・トーキョー (キャニオン:CAL−1002〜3)
ステラ・バイ・スター・ライト:日野皓正クインテット+アルバート・マンゲルスドルフ(tb)
ダーク・ホース:原信夫とシャープスアンドフラッツ
アイソトープ:峰厚介クインテット
ザ・ウインド:佐藤允彦トリオ+加藤久鎮(ss)
ワン・フィンガー・スナップ:沢田駿吾クインテット
フリーダム・ジャズ・ダンス:ジョージ大塚トリオ+杉本喜代志(g)
木喰:山下洋輔トリオ
1970年8月29・30日 日比谷野外音楽堂で実況録音
第2回サマージャズフェスティバル実況
今は無きキャニオンレコードから発売
番外編
●第4回全日本ライトミュージックコンテスト/グランプリ フォーク&ロック (ポリドール:MR−1071)
柱時計が10時半:チューリップ (フォーク部門2位)
雪がふるころ:ザ・グッピーズ
ジャスト・アフター・ザ・レイン:ザ・マザーズ・ウォーリー (フォーク部門1位)
平城山:カルチャード・エイプス
スピニング・ホイール〜ユーヴ・メイド・ミー・ソー・ベリー・ハッピー:慶応大学ザ・カルア
パパのニューバッグ:サンダー・チーフ (ロック部門1位)
アイ・ウォーク・ディス・モーニング:ブラインド・レモン
ドゥー・ザ・クレイム:ジプシー・アイ
ヒストリー&ミステリー:ロンズ (ロック部門3位)
エッセイ・フォー・ジャズ・オーケストラ:早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラ(グランプリ)
1970年11月3日 第4回全日本ライトミュージックコンテスト‘70 実況録音
三重県・合歓の郷野外ホール
グランプリを受賞した早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラ の演奏が貴重。
エッセイ・フォー・ジャズ・オーケストラ (早大ハイソが作・編曲を小山恭弘に依頼した10分のオリジナル大作)
当時VTR収録されてTV放送もされた。
2006年9月にCD化された
1969.7
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1970.7
1970.8
1970.10
1970.12
1971.1
1971.1
1971.1
1971.8 1971.10
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