1968年
2月,菊地雅章が新コンボを結成する。このコンボは臨時的/実験的コンボで
メンバーは菊地雅章(p),日野皓正(tp),稲葉国光(b),日野元彦(ds),テナー奏者1名。
スイングジャーナル誌のこの時点の報道ではテナーは未定,一応村岡建が予定された。
菊地雅章は67年12月に渡辺貞夫カルテットを退団している。
日野皓正は白木秀雄クインテットに在団中
また村岡建,日野元彦は沢田駿吾クインテットに在団中であった。
「菊地=日野クインテット」,2月下旬より新宿「ピット・イン」に定期出演開始。(毎日曜PM7:00〜)
菊地雅章(p),日野皓正(tp),村岡建(ts),稲葉国光(b),日野元彦(ds)
(8月まで,9月以降は日野皓正クインテットで出演。)
この他新宿「DUG」にも定期出演していた模様。
2月21日 日野皓正,タクト・レコードと専属契約を結ぶ。
4月,代々木「ナル」にクインテットで定期出演開始。毎木曜日 PM6:00(4月〜7月)
5月 スイングジャーナル誌の68年読者人気投票発表。
菊地=日野クインテットはコンボの部で11位。
日野皓正(tp部門1位,ジャズマン・オブ・ジ・イヤー部門6位,作・編曲部門10位)
村岡建 (ts部門5位)
菊地雅章(p部門1位, ジャズマン・オブ・ジ・イヤー部門13位,作・編曲部門6位)
稲葉国光(b部門2位)
日野元彦(ds部門5位)
5月14日 「タロー・ジャズ・ワークショップ」に日野皓正カルテットで出演。(安田生命ホール)
他にジョージ大塚トリオら出演
5月15日 日野元彦が沢田駿吾クインテットを退団。
5月21日 ◎タクトのLP「SJオールスターズ‘68」録音に参加。(JAZZ-3003)
<350トリップ>収録
日野皓正(poket-tp),菊地雅章(p),渡辺貞夫(as),鈴木弘(tb),稲葉国光(b),富樫雅彦(ds)
5月25日 「ジャズ・ロック・リラックス」コンサートに出演。(草月会館)
石川晶トリオ,宮沢昭トリオ,日野皓正(tp),稲垣次郎(ts),鈴木弘(tb)他出演。
5月25日 新宿「DUG」にクインテットで出演。
スタン・ゲッツ(ts),チック・コリア(p),ウオルター・ブッカー(b),ジョン・デンツ(ds)が飛び入り出演。
6月 日野皓正,白木秀雄クインテットを退団。
6月4,12日 ◎タクトにLP「フィーリング・グッド」を録音。(XMS-10001)
<ミシシップ・デュープ><フィーリング・グッド><アンド・サティスファイ>
<トラスト・ミー・ナウト><ザ・マギラ><ルーシ・イン・ザ・スカイ・ウイズ・ダイアモンド>収録
4:菊地=日野クインテット
3・5:クインテットに羽鳥幸次(tp),鈴木弘(tb),岡崎広志(bs),ジェイク・F・コンセプション(as),
小西徹,増尾好秋(g),渡辺文男(perc)が加わる。
1・2・6:さらに千葉馨(fre-horn),宮沢昭(fl),青木武(b-tb)が加わる。
編曲は菊地雅章がすべて担当した。
6月22日 菊地=日野クインテット,日本楽器名古屋店でコンサート。(ヤマハジャズクラブ6月例会)
6月23日 「第7回東海ミュージック・イン」コンサート出演。(文京公会堂)
沢田駿吾クインテット,日野皓正(tp),早大及び東海大学学生グループが出演。
6月27日 「全日本ジャズ・フェスティバル’68」に菊地=日野オールスターズで出演。(新宿厚生年金会館)
<トラスト・イン・ミー><HGアンド・プリティ>を演奏する。
日野皓正(tp),菊地雅章(p),鈴木弘(tb),村岡建(ts),稲葉国光(b),日野元彦(ds)
他にジョージ大塚トリオ,原信夫とシャープスアンドフラッツ,弘田三枝子,武井義明(vo)
サキソフォン・ワークショップ
古谷充,鈴木重男(as),松本英彦,宮沢昭(ts),原田忠幸(bs),
前田憲男(p),原田政長(b),猪俣猛(ds)
SJオールスターズ
八城一夫(p),沢田駿吾(g),北村英治(cl),松本英彦(ts),原田政長(b),猪俣猛(ds)
◎日本コロムビアでLP化された。(「全日本ジャズ・フェスティバル’68」PSS-10001〜2)
LPに収録されたのは<トラスト・イン・ミー>のみ
他に出演者全員による<ウォーター・メロン・マン>を収録。
<HGアンド・プリティ>は同LPの予約特典盤17cmEPに収録された。(TYS-1002)
同内容のコンサートが9月11日静岡・駿府会館,9月25日浜松市厚生年金体育館で開催。
6月30日 「日野皓正+宮本直介カルテット」コンサート(大阪サンケイホール・大阪ジャズフレンズ6月例会)
7月 池袋「JUN CLUB」に菊地=日野クインテット出演開始。(第2・4金曜日 PM6:30〜)
(68年7月〜69年5月まで)
7月3日「第5回ジャズ・コンサート」に菊地=日野クインテットがゲスト出演。(新宿厚生年金ホール)
東海大学スイング・ビーツオーケストラ,東海大学モダン・ジャズ・グループ出演。
7月 日本コロムビアとタクトが業務提携。
7月6日 ヤマハ渋谷店で「SJオールスターズ’68」発売記念無料コンサートに
菊地=日野クインテット出演。
7月 初来日した「サド・ジョーンズ〜メル・ルイス・ジャズオーケストラ」に稲葉国光が参加
20日:赤坂・都市センターホール 第1部:原信夫と#&♭ 第2部:サド〜メルオーケストラが演奏した。
21日:新宿・紀伊国屋ホール
サド・ジョーンズ(flh,cond),メル・ルイス(ds)
ジミー・ノッティンガム,スヌーキー・ヤング,ダニー・ムーア,リチャード・ウイリアムス(tp)
ボブ・ブルックマイヤー,ガーネット・ブラウン,クリフ・ハサー,ジミー・ネッパー(tb)
ジェローム・リチャードソン,ジェリー・ドジオンシ(as),セルダン・パウエル,エディ・ダニエルス(ts),
ペッパー・アダムス(bs)
ローランド・ハナ(p),稲葉国光(b)
(サド〜メルオーケストラは出演予定も決まらないまま7月11日に突如来日。
12・13日夜新宿ピット・イン,14日新宿・紀伊国屋ホールでも公演を行ったが
この3日間はリチャード・デイヴィスがベースを担当。(リチャード・デイヴィスは一足先に帰国してしまった)
7月26日〜7月30日 菊地=日野クインテット・九州公演
26日:博多 27日:小倉 28日:長崎 29日:鹿児島医師会館 30日:別府
8月4日 サド〜メルオーケストラのメンバーで来日したエディ・ダニエルスと「ディス・イズ・ニュー」を録音
(日本コロムビア〜タクト:XMS-10005)
エディ・ダニエルス(ts,cl),菊地雅章(p),日野皓正(tp),稲葉国光(b),日野元彦(ds)
<ザ・ストラット><サースティ・ソウル><ディス・イズ・ニュー><ウイストフル・モーメント>
<ジャイアント・ステップス><ホワイ・ディド・アイ・チューズ>収録
8月22,30日 ◎「日野=菊地クインテット」を録音。(日本コロムビア〜タクト:XMS-10011)
<テンダー・パッシヨン><アイデアル・ポートレイト><ロング・トリップ>
<H.G.アンド・プリティアンド・プリテイ>収録
8月31日 菊地雅章渡米歓送演奏会が新宿「DUG」で行われる。
菊地=日野クインテット出演。
この日佐藤允彦が米国バークレィより帰国。
9月・10月 この頃銀座「ジャンク」に日野皓正カルテットで出演。(土曜PM6:00〜)
9月10・13日 「全日本フルバンドフェスティバル‘68」コンサートのオールスタービッグバンドに参加。
(新宿厚生年金会館)
◎日本コロムビアが実況録音,LP化(「全日本フルバンドフェスティバル‘68」PSS-10003〜4)
10日:全日本オールスターズ
村岡健,宮沢明(ts),渡辺貞夫,鈴木孝二(as),岡崎広志(bs)
伏見哲夫,日野皓正,篠原国利,福島照之(tp),宗清洋,鈴木弘,永田久男,橋爪智明(tb)
稲葉国光(b),菊池雅章(p),猪俣猛(ds),増尾好秋(g)
<テイスト・オブ・ザ・タウン(前田憲男作・編曲)>がLPに収録
<ゲーリー・マクファーランドのオリジナル2曲>
<ブルーモンク><ボサノバオリジナル曲>を演奏したがLP未収録
13日:全日本オールスターズ
村岡健,松本英彦(ts),渡辺貞夫,五十嵐明要(as),岡崎広志(bs)
伏見哲夫,日野皓正,森川周三,福島照之(tp),中沢忠孝,鈴木弘,谷山忠男,西村久(tb)
寺川正興(b),市川秀男(p),猪俣猛(ds),増尾好秋(g)
<コアギュレーション(山屋清作・編曲)>がLPに収録
渡辺貞夫, ゲーリー・マクファーランド,山屋清のオリジナル曲を1曲ずつ演奏したがLP未収録
他に原信夫とシャープスアンドフラッツ等10ビッグバンドが出演。
9月13日 菊地雅章が渡米(バークレイ音楽院入学のため)
菊地=日野クインテットは菊地雅章の実弟菊地雅洋が入団し,
日野皓正クインテットに改編
日野皓正(tp),村岡建(ts),菊地雅洋(p),稲葉国光(b),日野元彦(ds)
9月27日「グループ4発表会」(大手町・農協ホール)
大野雄二(p),稲葉国光(b),日野元彦(ds)が伴奏を担当。
グループ4:後藤芳子,上野尊子,黒木宏,高橋伸寿(vo)
9月28日 「ニュー・ストリーム・イン・ジャズ」コンサートに出演。(渋谷公会堂)
日野皓正クインテット+10(鈴木重男as,菊地秀行bs,宮田英夫fl,鈴木武久tp,
鈴木弘,市浦靖tb,増尾好秋,杉本喜代志g他)
<オープニング><フイーリング・グッド><ミシシッピ・デュープ>
<アンド・サティスファイ><シェイク>を演奏。
他に渡辺貞夫クインテット(今井尚tb,池田芳夫b含む),ジョージ大塚トリオが出演。
10月下旬 菊地雅洋が自己の都合により日野皓正クインテットを退団。
後釜に鈴木宏昌が入団。
日野皓正(tp),村岡建(ts),鈴木宏昌(p),稲葉国光(b),日野元彦(ds)
以下の記述で「日野皓正クインテット」は上記メンバーを表す。
11月・12月 銀座「ジャンク」に日野クインテット定期出演。(金曜PM6:00〜)
11月8日 「サダオ・プレイズ・バカラック・アンド・ビートルズ」コンサートに日野皓正がゲスト出演。
(慶応大学軽楽研究会主催 東京サンケイホール)
<ルック・オブ・ラブ><マジカル・ミステリー><汽車と船と飛行機と><涙の乗車券>
<ウォーク・オン・バイ><アイ・アム・ア・ワルテス>
渡辺貞夫(as),日野皓正,伏見哲夫(tp),鈴木弘,今井尚,市浦靖(tb),鈴木良雄(org)
増尾好秋(g),池田芳夫(b),渡辺文男(ds),今村祐司(perc)
◎タクトが実況録音,LP化。(「サダオ・プレイズ・バカラック・アンド・ビートルズ」XMS-10010)
LPには上記の6曲と68年12月16日スタジオ録音された音源が追加収録されている。
<ヒア・ゼア・・アンド・エヴリウエア><ブルー・ジェイ・ウェイ>
渡辺貞夫(as),増尾好秋(g),池田芳夫(b),渡辺文男(ds)
<リーチ・アウト・フォー・ミー>
1〜6のメンバーより今井,鈴木良雄が抜け,橋爪智明(tb),江藤勲(el-b)が加わる。
11月15日 日野皓正クインテット・コンサート(虎ノ門 日消ホール)
ゲスト:鈴木弘(tb)
11月21日 日野皓正クインテット,長野県諏訪市民会館でコンサート。
11月22日 「SJジャズ・ワークショップ1」コンサートに出演。(銀座ヤマハホール)
第1部:日野皓正クインテット
<オールド・フアッシヨンズ><ライク・マイルス>
<ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル>
<オービット8:11>(佐藤允彦(p),荒川康男(b)加わる)を演奏。
第2部:日野皓正オーケストラ
日野皓正,羽鳥幸次,伏見哲夫(tp),鈴木弘,市浦靖(tb)
鈴木重男(as),村岡建(ts),砂原俊三(bs),杉本喜代志(g)
鈴木宏昌(p),稲葉国光(b),日野元彦(ds)
<ナイト・ドリーマー(佐藤允彦作・編曲)>
<スロバー(前田憲男作・編曲)>
◎日本コロムビアが実況録音,LP化
(「スイング・ジャーナル・ジャズ・ワークショップ1〜日野皓正コンサート」XMS-10016)
<ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル><ナイト・ドリーマー><スロバー>収録
11月23日 日野皓正クインテット,渋谷・ヤマハ・ジャズ・インに出演。(PM3:00〜)
11月25日 「佐藤允彦の眼を通してみた世界の隆盛とその崩壊,またはジャズ・アナリズム」コンサート
に日野皓正,日野元彦がゲスト出演。(赤坂 砂防会館)
オーケストラ:佐藤允彦(comp,arr),宮沢昭(ts),日野皓正(tp)
荒川康男(b),寺川正興(b),
日野元彦(ds),沢田駿吾(g),鈴木弘(tb),後藤芳子他
4tp,4tb,5sax,4リズム+fre-horn
12月14日 日野皓正オーケストラ,渋谷・ヤマハ・ジャズ・インに出演。(夜)
12月24日 銀座「ジャンク」へ日野クインテット出演。(PM6:00〜 クリスマス・パーティー)
12月31日〜1月1日 「ジャズ・フェスティバル‘68〜’69/ミッドナイト・ジャムセッション」に出演。
(銀座ヤマハホール)
出演者:日野皓正,沖至,伏見哲夫(tp),橋爪智明,鈴木弘(tb)
村岡建,松本英彦,谷口和典,加藤久鎮,西村昭夫(ts)
渡辺貞夫,鈴木重男,峰厚介,鈴木孝二(as),杉本喜代志,増尾好秋(g)
鈴木宏昌,管野邦彦,大野雄二,藤井貞泰,小川俊彦,前田憲男,市川秀男,佐藤允彦(p)
日野元彦,小津昌彦,小原哲次郎,中村吉夫,富樫雅彦,西川喬昭,ジョージ大塚,猪俣猛,久富保,小野次郎(ds)
稲葉国光,水橋孝,紙上理,鈴木淳,鈴木良雄,池田芳夫,竹内弘,荒川康男,鈴木勲,中村照夫(b)
グループ 1:前田憲男p,加藤久鎮ts,峰厚介as,稲葉国光b,小津昌彦ds
<オール・オブ・ユー>
グループ 2:渡辺貞夫sn,前田憲男p,増尾好秋g,鈴木良雄b,猪俣猛ds
<ストレイト・ノー・チェイサー><ポルカドッツ・アンド・ムーン・ビームス>
グループ 3:鈴木弘tb,伏見哲夫tp,前田憲男p,増尾好秋g,鈴木良雄b,猪俣猛ds
<マシュケナダ>
グループ 4:杉本喜代志g,日野元彦ds,鈴木宏昌p,池田芳夫b
ブルースと鈴木宏昌のオリジナルを演奏
グループ 5:松本英彦ts,前田憲男p,池田芳夫b,小津昌彦ds
<ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス>
グループ 6:日野皓正tp,村岡建ts,稲葉国光b,鈴木宏昌p,日野元彦ds
<ライク・マイルス><いそしぎ><ウエイビー・ウエイ>
グループ 7:鈴木弘tb,伏見哲夫tp,鈴木重男as,大野雄二p,鈴木淳b,富樫雅彦ds
<タツー・キャッツ><ヴァリエイシヨン>
グループ 8:橋爪智明tb,谷口和典ts,鈴木孝二as,小川俊彦p,中村吉夫ds,竹内弘b
エリントン作品2曲演奏
上記メンバーに松本英彦ts,日野皓正tp,鈴木弘tb,加藤久鎮ts,峰厚介asが加わり
<ウエイ・ウエイ・バック><Bフラットのブルース>
グループ 9:佐藤允彦p,荒川康男b,富樫雅彦ds
<ハウ・マイ・ハート・シングス><ミッシェル>
グループ10:管野邦彦p,鈴木勲cell,中村照夫b,小原哲次郎ds
<ブルース><枯葉>
グループ11:沖至tp,西村昭夫ts,鈴木孝二as,紙上理b,久富保ds
<ネイチャー・ボーイ>
グループ12:松本英彦ts,加藤久鎮ss,峰厚介as,紙上理b,中村照夫b,小野次郎ds
<アフロ・ブルー>
グループ13:ジョージ大塚ds,市川秀男p,水橋孝ds
???
グループ14:藤井貞泰p,西村昭夫ts,沖至tp,水橋孝b,西川喬昭ds・・・etc
<オン・グリーン・ドルフイン・ストリート>
◎12月? 京都在住のジャズ・ファン、シオン・トミタがLP「フラワー・ガール」を自費出版。日野元彦が参加。
高柳昌行クインテットが演奏。全曲シオン・トミタのオリジナル 山屋清(arr)
高柳昌行(g),三戸部章(vib),荻原栄治郎(b),日野元彦(ds),佐藤敏夫(2nd g)
<So deep and so blue><so soft><ナルシスの為のブルース><prologue summer>
<砂時計><flower
girl><night flight>
定価3000円を現金書留で京都市のシオン・トミタの自宅まで送るとこのLPが買えた。
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1969年
1月7日 「ニュー・イヤー・コンサート“VIVA’69」コンサートにクインテットで出演。(渋谷公会堂)
<ホーム・ストレッチ>他を演奏。
他に渡辺貞夫クインテット,八城一夫トリオ,
宮間利之とニューハード,小野満とスイング・ビーバーズが出演。
池袋「JUN CLUB」に日野クインテット出演。(毎月第2・4金曜日 PM6:30〜)
1月〜5月
新宿「ピット・イン」に日野クインテット出演。
1月〜4月 毎月日曜 PM6:30〜
5月は火曜PM6:30〜
6月19日,24日
7月22日,31日
8月28日
9月23日,30日
10月21日,28日
11月25日
12月23日,30日
銀座「ジャンク」に日野クインテット出演。
(1月から5月迄は新装開店準備のため出演してない)
6月から毎木曜PM6:00〜
7月・8月は毎火曜PM6:00〜
9月は出演していない?
10月は毎金曜PM6:00〜
12月18・19日
渋谷「オスカー」に日野クインテット出演。
3月〜9月 毎月月曜 PM7:00〜
11月は出演していない?
12月 水曜 PM7:00〜
12月24日 クリスマス・パーティ PM7:00〜
2月16日 新宿「ピット・イン」で日野皓正クインテットの演奏をタクトが実況録音。(未発表)
2月24日(月) PM11:30〜AM3:30
新宿「DUG」でノリス・ジョーンズ(b),マジッド・シャバス(ds)とセッシヨン。
日野皓正クインテットで1曲演奏され,
日野皓正(tp),村岡建(ts),鈴木宏昌(p),ノリス・ジョーンズ(b),マジッド・シャバス(ds)で
「朝日の如くさわやかに」他が演奏された。
ノリス・ジョーンズはA・ジルベルトの伴奏で来日していたチャーリーマリアーノのグループのメンバー
マジッド・シャバスはジル・オースチンのメンバーで来日中だった。
3月 村岡建が沢田駿吾クインテットを退団。
村岡建,鈴木宏昌が3月1日に発足した石川晶とカウント・バファローズ・ジャズ・ロック・バンドに参加。
また日野元彦,鈴木宏昌は杉本喜代志クインテットにも在団していた模様。
3月15日 「SJ・ジャズ・ワークショップ・2 渡辺貞夫 チャーリー・パーカーに捧ぐ」コンサート
(銀座ヤマハホール)
八城一夫(p),増尾好秋(g),日野皓正(tp),原田政長(b),渡辺文男(ds)
◎タクトが実況録音,LP化。
(「SJジャズ・ワークショップ2/渡辺貞夫,Cパーカーに捧ぐ」
日本コロムビア〜タクトXMS-10018)
<パーカーズ・ムード><ア・ソング・フォー・バード>
<エヴリシング・ハップンズ・トゥーミー><言い出しかねて>
<オー・プリヴァーヴ この曲のみ日野皓正が加わる>
<あなたなしでは>収録
3月24日 初の日野皓正クインテット・ワンマン・コンサートを開催。(東京サンケイ・ホール)
<ラブ・モア・トレイン><ライク・マイルス><ソーホワット>などが演奏された。
またあらかじめ撮影された路面電車の種々のシーンをスクリーンに映写し,
クインテットがインプロヴィゼイションを行った。
また日野皓正はトランペットに穴をあけ,ピックアップを取り付けで電化サウンドを披露した。
4月26日 「Hino On Fire=日野皓正クインテット」コンサート開催(大阪中ノ島関電ホール)
4月29日 村岡建,宇宙楽団リサイタルに参加(2nd ts)
佐藤允彦,渋谷毅らがスコアを提供。
5月4日 「ニューハードVS#&♭, 渡辺貞夫カルテットVS日野皓正クインテット」コンサート開催。
(新宿厚生年金会館 日立ミュージック・イン・ハイフォニック6周年記念特別番組録音)
5月 スイングジャーナル誌の69年読者人気投票発表。
日野皓正クインテットはコンボの部で1位獲得。
日野皓正(tp部門1位,ジャズマン・オブ・ジ・イヤー部門2位,作・編曲部門6位)
村岡建 (ts部門2位)
鈴木宏昌(p部門10位)
稲葉国光(b部門1位)
日野元彦(ds部門3位)
5月24日 「全日本ジャズ・フェステイバル’69」に出演。(新宿厚生年金会館)
日野皓正クインテットで<サーカス>を演奏する。
日野皓正クインテット+弘田三枝子で<ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル>
スイング・ジャーナル・オールスターズ
日野皓正,伏見哲夫,森川周三(tp),鈴木弘,宗清洋(tb)
松本英彦,村岡建(ts),渡辺貞夫,鈴木重男,鈴木孝二,古谷充(as)
北村英治(cl),八城一夫(p),佐藤允彦(p),沢田駿吾(g),稲葉国光(b),猪俣猛(ds)
<ザ・トウッチ(小川俊彦作・編曲)><ストンピン・アットSJ(佐藤允彦作・編曲)>を演奏。
SJオールスターズ+原信夫とシャープスアンドフラッツ
<A列車で行こう(前田憲男編曲)>を演奏。
ソロ・オーダー
渡辺貞夫(as)〜宗清洋(tb)〜北村英治(cl)〜日野皓正(tp)〜伏見哲夫(tp)
〜福島照之(tp)〜松本英彦(ts)〜増尾好秋(g)〜鈴木弘(tb)〜ジョージ大塚(ds)〜中村吉夫(ds)
他に渡辺貞夫カルテット,鈴木弘=富樫雅彦クインテット,原信夫とシャープスアンドフラッツ
佐藤允彦トリオ,ジョージ大塚トリオ,武井義明(vo)が出演。
◎日本コロムビアでLP化された。(「全日本ジャズ・フェステイバル’69」PSS-10001〜2)
<サーカス><ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル><ストンピン・アットSJ><A列車で行こう>が収録。
他に渡辺貞夫カルテット,ジョージ大塚トリオ,鈴木弘=富樫雅彦クインテット
原信夫と#&♭,武井義明+原信夫と#&♭の演奏が収録されている。
同内容のコンサートが25・26日 名古屋市公会堂,27日浜松市公会堂,28日 大阪フェスティバルホール
29日 横浜文化体育館(フジテレビが録画を行う)で行われた。
SJオールスターズ 村岡建ts
この年日本ジャズの録音がレコード会社各社で活発化。
テイチク「日本のジャズメンシリーズ」開始。
東芝・エキスプレス・ジャズ・シリーズスタート。佐藤允彦が東芝と契約,「パラジウム」を録音。
CBSソニーが渡辺貞夫と契約,「パストラル」を録音。
ビクター「日本のジャズ・シリーズ」スタート。富樫雅彦「ウイ・ナウ・クリエイト」録音。
6月18日 「カレッジ・ミュージック・イン」コンサートにクインテットで出演。
(神田共立講堂 早大スキー・ソサエティ主催)
日野皓正クインテット,渡辺貞夫カルテット,ザ・リガニーズ,ビリー・バンバン出演。
6月27日 米国・バークレイに留学中の菊地雅章が突如帰国。
同日新装開店した銀座「ジャンク」のオープニング・ステージで演奏。
菊地雅章(p),池田芳夫(b),富樫雅彦(ds)
6月27・28日 ◎日野皓正クインテット「日野皓正のジャズとエレクトロ・ヴィジョン HI-NOLOGY ハイノロジー」コンサート開催。(草月会館)
プロデュース:内藤忠行(1895年創立モーション・ピクチャー・カンパニー代表)司会:植草甚一
第1部:全員が電化楽器で演奏
<ライク・マイルス><ハイノロジー><エレクトリック・ズー>を演奏
第2部:スクリーン映像との対話(映画の公開ダビング)
うたかたの恋(桂宏平監督)
POP 1895(井出情児監督)
にれの木陰のお花(桂宏平監督)
ラブ・モア・トレイン(内藤忠行監督)
映像を観ながらクインテットがインプロヴィゼイションを行い音楽を入れていった。
最後に<タイム・アンド・プレイス>がクインテットで演奏された。
7月14・15日 「茅ヶ崎シーサイド・ジャズ・フェスティバル」に日野クインテット出演。
(パシフィク・ホテル茅ヶ崎プールサイド)
日野皓正クインテット,ジョージ゙大塚トリオ,
沢田駿吾オールスターズ,ジャッキー吉川とブルー・コメッツが出演。
◎日本コロムビアが実況録音を行い後年CD化。
「ザ・テールズ・オブ・ブルー・コメッツ・パスト・マスターズ1965〜1972 COCP-31104〜5」
<キャーント・ターン・ユー・ルース> ブルーコメッツ+日野皓正+稲垣次郎
「ザ・テールズ・オブ・ブルー・コメッツ・パスト・マスターズBOX COCP-31091〜100」
<キャーント・ターン・ユー・ルース> ブルーコメッツ+日野皓正+稲垣次郎
<ショット・ガン>ブルーコメッツ+日野皓正+稲垣次郎
同BOXセットにはあと1曲<タイム・アンド・プライス>が日野皓正クインテット+
井上忠夫+三原綱木の演奏で収録されている。
7月25日 「合歓ポピュラー・フェスティバル‘69」で伴奏を担当。(三重県・合歓の郷)
日野皓正クインテット,宮間利之とニューハード, 渡辺貞夫,佐藤允彦,前田憲男,
石川晶とカウント・バファローズ・ジャズ・ロック・バンド出演。
7月31日 ◎日野皓正クインテット,「ハイノロジー」を録音。(銀座ヤマハホール)
<ライク・マイルス><エレクトリック・ズー>
<ハイノロジー><デュープ>を収録
録音:管野沖彦
◎この頃日野皓正クインテット+弘田三枝子でレコーディング????。(詳細不明)
8月9・10日 沖縄ジャズ・フェスティバル「珊瑚礁とジャズ」コンサートにクインテットで出演。
9日:沖縄タイムズ・ホール(ジョージ大塚トリオも出演)10日:大京ラウンド万座ビーチ野外ステージ
8月14日〜17日 日野皓正クインテット,九州方面を演奏旅行。
14日:鹿児島県医師会館ホール,15日:博多明治生命ホール
16日:別府,17日:熊本市民会館
8月30日 「サマー・ジャズ・イン・トウキョウ」に日野クインテット出演。(日比谷野外音楽堂 AM11:45〜PM8:30)
昼の部(AM11:45〜PM5:05)のラストに登場。
<ハイ・ノロジー><ホーム・ストレッチ>を演奏。
このコンサートは日本ジャズ協会設立記念及び同協会活動のための運営資金を得るために
開催された。全26グループ120名は全員ノーギャラで出演。
◎ニッポン放送とタクトが実況録音を行いLP化された。(日野皓正クインテットは未収録)
8月下旬〜9月6日 渋谷東急「パンチ・プレイ・コーナー」の無料コンサートに日野クインテット出演。(PM1,PM3)
構成・演出:武市好古
日野皓正クインテット,渡辺貞夫カルテット,ジョージ大塚トリオ,
佐藤允彦トリオ,鈴木弘ハッピー・キャッツ,
弘田三枝子,後藤芳子らが日替わりで出演。
東宝映画「白昼の襲撃」の音楽を担当,
◎日野クインテットで17cmシングル盤「スネイク・ヒップ/白昼の襲撃テーマ」を録音。(日本コロムビア:LL-10111)
「白昼の襲撃」 製作:金子正 ,脚本:白坂依志夫・西村潔,監督:西村潔,撮影:黒田徳三,
音楽:日野皓正
キャスト:黒沢年男,高橋紀子,出情児,岸田森,緑魔子,殿山泰二
9月17日 宮間利之とニューハードの第1回リサイタルに日野皓正がゲスト出演。(新宿厚生年金会館)
ゲスト:佐藤允彦,前田憲男(p),日野皓正(tp),鈴木弘(tb),石川晶(ds)
第1部:<直立猿人><トゥモロー・ネヴァー・ノウズ><アフリカ><振袖は泣く>を演奏。(ニューハード)
第2部:<88×2=? (前田憲男作)>ニューハード+佐藤允彦(p)+前田憲男(p)
<エッセイ・フォー・ハード (佐藤允彦作)> ニューハード
<パースペクティヴ(佐藤允彦作)>ニューハード
<トゥワイライト・イン・ネム(高見弘作)> ニューハード+日野晧正(tp)
<かくれんぼ(山木作幸三郎作)> ニューハード+日野晧正(tp)+鈴木弘(tb)
<チュニジアの夜> ニューハード+佐藤允彦(p)+日野皓正(tp)+鈴木弘(tb)+石川晶(ds)
9月22日 「オリバー・ネルソン+シャープスアンドフラッツ」コンサートに日野皓正がゲスト出演。
(新宿厚生年金会館)
1部:<3-2-1-0><ヤーニン><12音ブルース><5×5×5><ミッション・アコンプリシュット>(#&♭)
2部:渡辺貞夫カルテット+日野皓正(tp)+菊地雅章(p)+オリバー・ネルソン(ss)
3部: #&♭+渡辺貞夫(as)+日野皓正(tp)+菊地雅章(p)+
オリバー・ネルソン(ss)
<ソー・ホワット><ストレイト・ノー・チェイサー><グッドベイト>
9月27日 ヤマハ千葉LMAフェスティバルに日野クインテット出演。(千葉・塚本ホール)
11月8日 「パイオニア・ジャズ・フェスティバル」にクインテットで出演。(新宿厚生年金会館)
日野皓正クインテット,石川晶とカウント・バファローズ・ジャズ・ロック・バンド,
シンガース・スリー,原信夫とシャープスアンドフラッツ,見砂直照と東京キューバンボーイズ
小原重徳とブルーコーツ,海老原啓一郎が出演。
11月10日 ◎17cmシングル盤「スネイク・ヒップ/白昼の襲撃テーマ」発売。(日本コロムビア:LL-10111)
sideA:スネイク・ヒップ
sideB: 白昼の襲撃テーマ
11月13日 「MG5ソウル・セッション〜ナベサダとジャズ」公開録音に日野クインテット出演。(神田共立講堂)
渡辺貞夫カルテット,日野皓正クインテット,宮間利之とニューハード出演。
11月15日〜30日 ヤマハ渋谷店開店3周年記念無料コンサートに日野クインテット出演。
渡辺貞夫カルテット,日野皓正クインテット,八城一夫トリオ,ジョージ大塚トリオ
猪俣猛トリオ,佐藤允彦トリオ,エディ播グループが日替わりで出演。
◎11月25日 LP「ハイノロジー」発売。 日本コロムビア〜タクト:XMX-10020
発売時の広告
12月21日 「東京大学ジャズコンサート」に日野クインテット出演。(東京サンケイホール)
渡辺貞夫カルテット,日野皓正クインテット出演。
シングル盤「スネイク・ヒップ/白昼の襲撃テーマ」が10万枚のヒット。
歌謡曲ヒットチャートにも登場。
LP「ハイノロジー」初回プレス4500枚を売り,14000枚を出荷。(公称3万枚のセールスを記録)
コンサートはすべて満員,ファッション雑誌等にも登場。空前のヒノテル・ブームがピークに達した。
東京12ch「田宮二郎ショー」レギュラー出演。TBS「ヤング720」等にも出演。(下記写真)
12月23日 日野皓正「ピット・イン賞」の最優秀賞を受賞。
副賞は「アメリカ往復航空券+カラー・テレビ」で
この航空券で翌年3月初渡米することになる。
12月31日〜1月1日 「ヤマハ・ジャズ・イン〜オールナイト・ジャムセッション‘69〜’70」
にクインテットで出演。 (銀座ヤマハホール)
Aプログラム(PM6:00〜9:30)
渡辺貞夫カルテット,松本英彦カルテット,ジョージ大塚トリオ
猪俣猛カルテット,山下洋輔トリオ
Bプログラム(PM10:30〜AM2:00)
日野皓正クインテット,富樫雅彦ESSG,佐藤允彦トリオ
菊地雅章セプテット,加藤久鎮〜本田竹彦クインテット
1970年
1月2日〜2月28日 日野皓正クインテット・ジョージ大塚トリオ・ジョイントコンサート
「‘2 ON’70」を全国で開催
1月2日・9日:東京サンケイホール 6日:岡崎 7日:名古屋 13・23日:長崎
4日:金沢 15日:秋田 16日:山形 17日:青森 21日:久留米
22日:大牟田 24日:福岡 25日:大分 26日:徳山 28日:米子
31日:渋谷公会堂
2月6日:長野 7日:松本 8日:岡谷 12日:五所が原 13・27日:広島
14日:栃木 19日:京都 21日:盛岡 22日:日立 25日:大阪フェスティバル・ホール
26日:神戸 28日:岡山
ジョージ大塚トリオ:市川秀男(p),寺川正興(b)
1月2日の東京サンケイホールでは
1部:<コミニュケイション>日野皓正+ジョージ大塚duo
<イン・クエスト・オブ・ラブ(市川秀男作)><ライク・マイルス>
2部:<ドクター・ヘドロン(鈴木宏昌作)><イントゥ・ザ・ヘヴン>が演奏された
各グループの単独演奏はなく,すべて合同演奏である。
1月 「ハイノロジー」がスイングジャーナル誌年間最優秀録音賞を受賞。
2月 東宝映画「白昼の襲撃」が封切りされる。
2月1日 菊地雅章がフィリップスレコードと2年間の専属契約を結ぶ。
渋谷「オスカー」にクインテットで出演。
2月4日 PM7:00〜
4月29日(帰国コンサート PM7:00〜)
6月24日 PM7:00〜
7月1日 PM7:00〜
2月 5日 ◎クインテット,タクトに「イントゥ・ザ・ヘヴン」を録音。(東京スタジオ・センター PM8:00〜)
(日本コロムビア〜タクト:XMS-10025)
<イントゥ・ザ・ヘヴン><ラブ・モア・トレイン><フィーリング・アズ・ユー・アー・フィール>を収録
オリジナル・クインテット最後のスタジオ録音
2月23日 ◎村岡建,初リーダー作「タケル」を録音。(フォノグラム〜フイリップス:FX-8502)
村岡建(ts),菊地雅章(elp),池田芳夫(b),ジョージ大塚(ds)
<スヌーピー><イージー・ライディング><フイッシュ><エレクトリック・ズー><デスパレィション>収録
3月2日 日野皓正初渡米(日野元彦,写真家の内藤忠行が同行)
3月 渡米後初レコーディング (アップサージスタジオ) (UPSURGE STUDIO)
日野皓正(tp,flh) 日野元彦(ds,hp) スティーブ・グロスマン(ts,as,fl) デイブ・リーブマン(ts,as)
ピート・イェーレン(as,fl) ゲーリー・プリベック(as) オル・ダラ(tp) マイク・ガーソン(p,elp)
ボビー・モーゼズ(ds) レニー・フィールズ(b,elb) デイブ・ホランド(b,elb) 中村照夫(b,elb)
<ジャーニー・トウ・エアー(part1)><ジャーニー・トウ・エアー(part2)>収録
◎ジャーニー・トウ・エアー (キャニオン:CAJ-1001 70.12発売)
<ジャーニー・トウ・エアー(part1)>は
◎「渡辺貞夫VS日野皓正」に収録 (キャニオン:C20R-0034
80.4発売)
4月6・7日 ◎NYCでタクトに「アローン・トゥゲザー」をスティーブ・グロスマンらと録音。
(日本コロムビア〜:XMS-10027)
日野皓正(tp,flh), スティーブ・グロスマン(ts,ss),ハロルド・メイバーン(p,elp)
リチャード・デイヴィス(b,elb),日野元彦(ds)
<イントロダクション〜アローン・トゥゲザー><サツキ><メイク・レフト>収録
4月10日 日野皓正ら米国より帰国
4月15日 「SJ・ジャズ・ワークショップ:4 サキソフォン・アドベンチャー」コンサートに村岡建出演。
(銀座ヤマハホール)
村岡建カルテット:(鈴木宏昌p,稲葉国光b,ジョージ大塚ds)
高木元輝デュオ:(豊住芳三郎ds,perc)
加藤久鎮カルテット:(佐藤允彦p,荒川康男b,海老沢一博ds)
◎フォノグラム〜フイリップスレコードが実況録音,LP化。
(「2to10 サキソフォン・アドベンチャー」フォノグラム〜フイリップス:FX-8503)
<深海> 高木元輝(bcl),豊住芳三郎(ds,gong)
<プロット> 村岡建(ts),加藤久鎮(ss),高木元輝(bcl),鈴木宏昌(elp)
佐藤允彦(p),稲葉国光,荒川康男(b),ジョージ大塚(ds),菊地雅章(comp,arr.cond)
4月 フジテレビ「ニューサウンド‘70」スタート。
日野皓正クインテット出演
4月、6月、7月21日、8月3日、9月6日放送。
4月19日 新宿ピット・インに出演中の山下洋輔トリオに日野皓正が飛び入り出演。
4月25日 ◎LP「イントウ・ザ・ヘヴン」発売。
4月27日 「第2回日野皓正コンサート」開催。(東京サンケイホール)
ゲスト:山下洋輔トリオ,菊地雅章(p),峰厚介(as)
新宿「ピット・イン」に日野クインテット出演。(PM6:30〜)
4月28日,6月23日
4月30日 「センセイショナル・ジャズ‘70」コンサートに日野クインテット出演。(渋谷公会堂)
◎日本コロムビアが実況録音,LP化。(「センセイショナル・ジャズ‘70」PSS-10025〜6)
<トヮイライト・イン・ネム> 宮間利之とニューハード+日野皓正
<トコ> 日野皓正クインテット+ジョージ大塚トリオ 以上2曲収録
他に沖至トリオ,高木元輝トリオ,石川晶とカウント・バファローズ,鈴木弘セクステット
稲垣次郎とソウル・メディア,猪俣猛とサウンド・リミテッドの演奏を収録。
5月 スイングジャーナル誌の70年読者人気投票発表。
日野皓正クインテットはコンボの部で1位。
レコード・オブ・ジ・イヤーで「ハイノロジー」が1位獲得。
日野皓正(tp部門1位,ジャズマン・オブ・ジ・イヤー部門1位,作・編曲部門5位)
村岡建 (ts部門1位)
鈴木宏昌(p部門7位)
稲葉国光(b部門1位)
日野元彦(ds部門3位)
5月13日 「アフリカの印象」コンサートに日野クインテット出演。(渋谷公会堂)
石川晶とカウント・バファローズ,日野皓正クインテット,宮間利之とニューハード出演。
5月26日 「全日本ジャズ・フェステイバル’70」に日野クインテット出演。(新宿厚生年金会館)
日野皓正クインテット+ジョージ大塚トリオでスポンティニアスな55分の演奏を行った。
SJオールスターズ・Aグループ <アルペジアン’70(前田憲男作)>を演奏
沖至(tp),村岡建,加藤久鎮,西村昭夫(ts),今井尚(tb),鈴木孝二(as)
日野元彦(ds),直居隆雄(g),寺川正興(b),市川秀男(p)
SJオールスターズ・Bグループ <ストレイト・ノー・チェイサー>を演奏
日野皓正(tp),渡辺貞夫(as)鈴木弘(tb),北村英治(cl),松本浩(vib),増尾好秋(g)
佐藤允彦(p),稲葉国光(b),ジョージ大塚(ds)
フィナーレで全員で<ワークソング>を演奏した。
他に渡辺貞夫カルテット,原信夫とシャープスアンドフラッツ,ジョージ大塚トリオ
弘田三枝子,武井義明(vo),デユーク・エイセスが出演。
同内容のコンサートが22・23日名古屋市公会堂,24日大阪難波府立体育館,25日横浜文化体育館で行われた。
6月 ◎日野皓正クインテットとフラワー・トラヴェリン・バンドが共演し「クラッシュ」を発売
(日本コロムビア:LL-10135 17cmシングル盤)
A:クラッシュ(内田裕也作詞 日野皓正作曲)
B:ドゥープ (ロビー和田作詞 日野皓正作曲)
6月8・9日 ◎日野元彦が初リーダー作「日野元彦ファーストアルバム」を録音。
(日本コロムビア〜タクト:XMS-10029)
植松孝夫(ts),峰厚介(as),市川秀男(elp),池田芳夫(b),稲葉国光(ds),日野元彦(ds)
<ジンジャー・ブレッド・ボーイ><イントゥ・ザ・ヘヴン><ミネ・チューン>収録
6月10日 ◎「コロムビア〜タクト・エッセンス・オブ・ジャズ・シリーズ」が発売。(17cmEP盤)
ハイノロジー (YSS-10042)
<ハイノロジーPart1><ハイノロジーPart2>収録
ヒノ&ミコ (YSS-10043)
<ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル>
(「‘69全日本ジャズ・フエステイバル」から+弘田三枝子vo)
<サマー・タイム>
(タクト盤の初リーダー作「アローン・アローン・アンド・アローン」から)収録
6月27日 銀座「ジャンク」1周年記念オールナイト・ジャム・セッションに日野クインテット出演。(AM0:00〜)
菊地雅章セプテット他も出演。
7月23日 「真夏の夜のジャズ〜第2回ネム・ジャズ・イン」に日野クインテット出演。(三重県・合歓の郷野外ホール)
日野皓正クインテット,山下洋輔トリオ,宮間利之とニューハード,佐藤允彦トリオ,
渡辺貞夫カルテット,原信夫と,菊地雅章セプテット,ジョージ大塚トリオ,
本田竹彦トリオ,ヤマハ・リハーサル・オーケストラが出演したオールナイトコンサート。
◎東芝が実況録音,LP化。(‘70 ジャズ・フェスティバル・イン・ネム TP-9011〜2)
<ステラ・バイ・スターライト><マイルストーン>が収録。
他に山下洋輔トリオ,宮間利之とニューハード,佐藤允彦トリオ,渡辺貞夫カルテット,
原信夫とシャープスアンドフラッツの演奏が収録されている。
またCBC中部日本放送が録画を行いTBS系で全国放送を行った。
(7月30日深夜〜朝までの当時としては画期的な長時間放送だった。)
? ◎3月渡米中に録音したプライベート録音がLP化。300枚限定発売。
日野皓正(tp),デイヴ・ホランド,レニー・フィールズ,中村照夫(b),日野元彦(ds)
スティーブ・グロスマン,デイヴ・リーヴマン(ts,ss),ピート・エーリン(as,fl),
ゲーリー・プライベック(as),オル・ダラ(tp),ボビー・モーゼズ(ds),マイク・ガーソン(p,elp)
70年10月に「ジャーニー・トウ・エア」(キャニオン:CAJ-1001)
のタイトルで一般発売されたものと同内容と思われる。
<ジャーニー・トウ・エア1><ジャーニー・トウ・エア2>収録
7月 日野皓正,日野元彦2回目の渡米。
8月10日 ◎LP「アローン・トウゲザー」が発売。
8月18,19日 「エキスポ‘70ジャズ・フェステイバル」に日野クインテット出演。(万国博ホール)
他にインドネシア・ジャズ・グループ,秋吉敏子カルテット,
原信夫とシャープスアンドフラッツ(指揮:秋吉敏子)
渡辺貞夫カルテット,ユーロープ・ダウンビート・ポール・ウイナーズが出演。
日野皓正クインテットは第1部のトップに出演し1曲演奏。
8月29日 「2nd
サマージャズ・イン・トーキョー」にクインテット+1で出演。(日比谷野外音楽堂)
日野皓正(tp),村岡建(ts),鈴木宏昌(p),稲葉国光(b),日野元彦(ds)
+アルバート・マンゲルスドルフ(tb)
<ステラ・バイ・スターライト>
(日本ジャズ協会主催)
◎キャニオンが実況録音,LP化(「サマージャズ・イン・トーキョー」CAJ-1002〜3)
<ステラ・バイ・スターライト>収録
他に,原信夫とシャープスアンドフラッツ,峰厚介クインテット,佐藤允彦トリオ+加藤久鎮,
沢田駿吾クインテット,ジョージ大塚トリオ+杉本喜代志,山下洋輔トリオを収録
2ndサマージャズ・イン・トーキョー終了後間もなく日本ジャズ協会が解散
9月8日 レジー・ワークマンが来日し日野クインテットに入団。オリジナルクインテットは事実上の解散状態になる。
日野皓正,新クインテットで活動開始。
日野皓正(tp),市川秀男(p),杉本喜代志(g),レジー・ワークマン(b),日野元彦(ds)
9月29日,10月1日 ◎上記メンバーで「ピース・アンド・ラブ」録音。(キャニオン:CAJ-1004)
<言言><ピース・アンド・ラブ>収録
村岡建,鈴木宏昌,稲葉国光,10月に発足したフリーダム・ユニティ(他に石川晶ds,鈴木弘tb)に参加。
10月25日 内藤忠行撮影の写真集「日野皓正の世界」発売。 (サンケイ新聞社)
レジー・ワークマンが11月末で帰国。
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