渡辺貞夫と日本のジャズ １９６５年－１９７７年 作成2010年7月
（加筆更新中）2021.4.12更新
日本のジャズシーン最重要期 その時何が起こり、どう変わっていったか・・・・
参考：スイングジャーナル
ジャズ批評
ジャズランド
「ぼく自身のためのジャズ」渡辺貞夫
「日本フリージャズ史」副島輝人
「日本ジャズ伝」清水俊彦 平岡正明 奥成達
「戦後日本ジャズ史」平岡正明
「至高の日本ジャズ全史」相倉久人
「新宿ピットイン」相倉久人監修
web「人生の心の引き出し」酒井五郎手記
以下敬称略
１９６５年
11月15日（日曜）夜 渡辺貞夫,米国ボストン・バークリー音楽院留学を終え帰国。（羽田空港）
「帰国を決意したのは４日前で、帰国を中止した、というニュースも入っていたため
空港に出迎えたのは意外に少なく、家族、親戚のほかに、何人かのジャズメン、
スイングジャーナル誌の編集部員、評論家の相倉久人、岩波洋三らであった。」
（「ぼく自身のためのジャズ」より）
バークリー音楽院はジャズ専門の音楽学校で,グレン・ミラーに作・編曲を指導したジョセフ・シリンジャー
が創立した「シリンジャー・ハウス」がその前身である。
渡辺貞夫は穐吉敏子の紹介で奨学資金を得られ,1962年8月22日にボストンへ旅立った。
留学の目的は渡辺貞夫が今まで日本でやってきたことの（楽器演奏技術・メソッド等）正否をバークリーで確認し、
米国在住のさまざまな個性のミュージシャンと接触、その空気・雰囲気を吸収して帰ることだった。
その目的は3年で達成された。(最後には生活拠点をニューヨークに移していた。バークレーには通学しなくなり、
強制送還されそうにもなった）
11月16日 山本直純より電話が入り、楽器を持って「アバコスタジオ」へ行く。
ワンフレーズだけ吹いて帰国お祝いのお金を４千円もらう。（帰国後の初仕事）
夜、銀座ジャズギャラリー８に出演していた佐藤允彦トリオに飛び入り出演。
渡辺貞夫as
佐藤允彦p 稲葉国光b 富樫雅彦ds （佐藤トリオのレギュラーdsは小津昌彦だったが富樫に交代）
<ステラ・バイ・スター・ライト><グリーン・ドルフィン・ストリート><イスラエル><枯葉><コルコバード>
<朝日のようにさわやかに><チム・チム・チェリー>等を演奏した。
聴衆は約100人。その中に山下洋輔 武田和命 増尾好秋らもいた。
１曲目に演奏されたのは佐藤允彦の記憶では<コンファーメイション>だったが
山下洋輔の回想によると「<ステラ・バイ・スターライト>の最初の２音で全ての聴衆が思わずのけぞったことになっている。」
（平岡正明著「日本ジャズ伝」より）
相倉久人によると、当日1曲目に演奏された曲は人により記憶が違い、<オン・グリーン・ドルフィンストリート>
<ストレート・ノーチェイサー><オー・プリヴァーブ><ステラ・バイ・スターライト>等さまざまだった。
この日の昼の部の出演は大野雄二3だったが夜に渡辺貞夫が出演するかもしれないと司会をしていた相倉が宣伝すると、
当時早稲田の学生だった増尾好秋、鈴木良雄らはそのまま夜の部まで残っていた。(「至高の日本ジャズ全史」)
前日15日に羽田に相倉久人が渡辺貞夫を迎えに行った時「ジャズギャラリー８」の話になり
渡辺貞夫に出演を依頼、渡辺貞夫は快諾し16日夜に出演することが決まった。(相倉久人「至高の日本ジャズ全史」)
ジャズギャラリー8 は新世紀音楽研究所のメンバーの一人だった宮川洋一dsの義父が所有しているビルの地下1階に
1964年7月に開店した。(銀座松屋横通り
畜産ビル地下1階)
特筆すべきはミュージシャン自身の手で作られた初めてのライブ専門店だったことである。
1965年5月8日には富樫雅彦カルテット（武田和命ts 山下洋輔p 滝本国郎b）による日本で初めての
本格的なフリージャズの演奏が行われた。録音は残っていない。
（副島輝人「日本フリージャズ史」より）
日本に帰ってきてまずやらなければならないと感じたのは「ミュージシャン・ユニオン」の結成だったが
問題点が山積、お流れになってしまった。（「ぼく自身のためのジャズ」より）
11月末 渡辺貞夫 日本グラモフォンに帰国第１作「サダオ・ワタナベ・プレイズ」を録音
◎サダオ・ワタナベ・プレイズ （日本グラモフォン：SLJM-1262） 渡辺貞夫as,fl 宮沢昭ts,fl 仲野彰tp 前田憲男p 原田政長b 富樫雅彦ds<チム・チム・チェリー><レディ・マコ><M＆M><ウイッチ・クラフト><トレイン・サンバ>
<ウォーキン><ウーマン・トーク><ネイマ>
帰国後しばらくの間生活費を稼ぐため自宅でバークリーメソッドを取り入れたジャズ理論教室を開く。
菊地雅章 内堀誠（現在アレンジャーで活躍中の内堀勝の実兄。残念ながら若くして死去。）
藤井貞泰 村岡建等の当時新進気鋭のジャズメンがほとんど通う。水野修孝は全講義を受講
これが後にヤマハの音楽教室（ジャズアンサンブルコース）発足のきっかけとなる。
渡辺貞夫はカルテットで活動を開始するが正式なグループではない。いわゆるセッションバンドである。
１９６６年９月に正式な渡辺貞夫カルテットで発足するまで、メンバーが流動的な臨時編成のグループだった。
主なメンバーは 山下洋輔p 滝本国郎b 富樫雅彦ds 前田憲男p 達だった。
11月14日 MJS 大阪モダンジャズソサエティ 11月例会
トム猶原ds×佐坂文彦dsのドラム合戦 ジャズセッション
11月 大阪ジャズギャラリー 11月例会
佐脇武則 沖至 高見延彦 藤井貞泰 大藤興志 トム猶原
12月 渡辺貞夫カルテット 銀座ジャズギャラリー８にカルテットで定期出演開始。 （日曜夜）
この頃の銀座ジャズギャラリー８のスケジュールは以下の通り
日曜夜・渡辺貞夫カルテット
平日昼・渋谷毅 大野雄二 今田勝 山下洋輔 鈴木勲 武田和命他
平日夜・沢田駿吾 八木正生 富樫雅彦 佐藤允彦 ジョージ大塚 金井英人キングスロア
12月12日
新宿ミュージック・イン （紀伊国屋ホール）
沢田駿吾クインテット 今田勝トリオ他
12月16・17日 八木正生モダンジャズコンサート （草月会館）
滝本国郎b 冨樫雅彦ds
ゲスト：渡辺貞夫as 宮沢昭ts 松本英彦ts
12月20日 ヤマハジャズクラブ第12回例会 （ヤマハナゴヤビル７Ｆホール）
猪俣猛とウエストライナーズ・クリスマスコンサート ゲスト：渡辺貞夫
鈴木重男as 原田忠幸bs 伏見哲夫tp 前田憲男p 滝本達郎b 猪俣猛ds
12月24日 新宿ピットインが開店 (オーナー・佐藤たけ マネージャー・酒井五郎 新宿・伊勢丹駐車場裏)
新宿通りに面したマルミ百貨店の裏にあった廃屋の1階を改装して当初自動車用アクセサリーを置くスナックとしてオープン。
ジャズはBGMでレコードをかけていた。
隣は天ぷら屋（天とら）だったがしばらくして喫茶「イレブン」となった。
(1974年4月にはイレブンを取り壊しピットインを拡張した)
ジャズの生演奏が開始されたのは翌年1966年2月頃から
酒井五郎はピットインに移る前までは秋山太郎と共に新宿「モダンジャズコーナー」の共同オーナーだった。
酒井が新宿ピットインに移った後「モダンジャズコーナー」は「タロー」と店名を変える。（1966年2月新装開店）
酒井五郎 ピットインを立ち上げるまでの略歴 （同氏が書かれた手記をまとめたもの web「人生の心の引き出し」より）
1936年 兵庫県淡路島生まれ。高校卒業後神戸でテキ屋稼業。トラブルになり1959年冬、夜汽車で東京に逃げる。
新宿で昼は喫茶店のカウンターで、夜はキャバレーの呼び込みをして働く。この頃初めてジャズを聞く。
半年ほどして、新宿西口にあったソノシートを制作販売する「ソノレコード社」に営業で就職。しばらくしてこの会社が他社に吸収される。
（吸収した会社が後のノーベル書房になった）
このノーベル書房に営業で入社してきたのが秋山太郎でこの時秋山と知り合いになる。
ソノシートの企画販売も軌道に乗ってきたが、経理部長とけんかになり退社。秋山太郎も退社。二人で新宿の街をさまよう。
しばらくして「叶商事」社長と知り合いになりPR情報誌「新宿百選会」を製作する仕事を始める。
この新宿百選会の仕事を通じて新宿マルミ百貨店の女性経営者の佐藤たけ と知り合いになる。（現ピットインオーナー佐藤良武の母）
仕事は別々だったが秋山太郎とはよく逢っていて新宿にはジャズの生演奏が聴ける店が無いことを秋山から教えられる。
そこで、かってソノレコードの営業で出向いた新宿歌舞伎町のラ・セーヌ前のビルの3階にあった喫茶店「乗合馬車」に行き、
旧知のビルの支配人にこの4階建ビルの4階（物置になっていた）を貸してもらう約束をする。
そして秋山太郎と共同で生演奏を聴かせる店を始めることにした。機材やピアノは月賦で購入した。
店の名は「モダンジャズコーナー」と決め1963年オープン。生演奏はプロを呼びたかったが資金の面で断念し、素人や学生バンドとした。
厨房設備を作らなかったためドリンクは階下の「乗合馬車」からの出前とした。客席は約30, 客が階段にズラッと並ぶほど繁盛した。
モダンジャズコーナーは盛況だったが酒井五郎は店の狭さが不満だった。もっと広いステージで演奏してもらったら
注目も集め話題にもなると考えた。ジャズは詳しくなかったが、酒井が目標としたのは、ただ一つ、日本のジャズメンが活躍できる場所の確保と充実であった。
ある時新宿マルミ百貨店の女性経営者の佐藤たけ と話す機会があった。
このマルミ百貨店の中にあったレコード屋がマルミ百貨店レコード部で植草甚一や藤岡琢也の
エッセイに出てくる。マルミレコードには海外からの輸入盤が、ほかより早く入荷したので、多くの評論家や
ジャズ喫茶店主がマルミレコードからレコードを購入した。
このレコード部は1963年8月に、花園神社近く（三光町32）に移転した。移転後のマルミレコードは村上春樹のエッセイに登場する。
酒井五郎はマルミ百貨店の裏側にある廃屋を半分貸してほしい、と佐藤さんに頼み、現在やっているモダンジャズコーナーのことを
詳しく説明し、必ず成功させます、と付け加えた。佐藤さんは生演奏の店を作ることを了承した。
店の改装費用はマルミが持ち、レコード、アップライトピアノは「モダンジャズコーナー」から持ち出した。
（レコード、ピアノを持ち出したことはいつまでも秋山太郎に申し訳なく思っていた）
店名のピットイン PIT INNはマルミ経営者の佐藤たけ
の一人息子の大の車好きの大学生・佐藤良武と話し合って希望を取り入れた。
本来のピットインのスペルはPIT INだがINN（宿の意）とした。
2014年酒井五郎、故郷の淡路島で死去。
この頃新宿「モダンジャズコーナー」は毎日曜日に小西徹 渋谷毅らが出演しライブ演奏を行っていた。
12月25日
「ジャズギャラリー８コンサート」に出演。 （新宿・紀伊国屋ホール）
渡辺貞夫カルテット 稲垣次郎クインテット
12月31日-1月1日 銀座ジャズギャラリー８ 年越しジャムセッション
12月31日 山屋清 レコード大賞の編曲賞を受賞（ノー・チェ・デ・東京 金井克子：歌）
この頃ジャズの生演奏が聴けた主な店は以下の通り
銀座・ジャズギャラリー８ 日曜夜：渡辺貞夫カルテット
昼：渋谷毅p 大野雄二p 今田勝p 山下洋輔p 鈴木勲b 武田和命ts他
夜：沢田駿吾g 八木正生p 富樫雅彦ds 佐藤允彦p ジョージ大塚ds 金井英人キングスロア他
新宿モダンジャズコーナー 毎週日曜：小西徹g 沢田駿吾g他
自由が丘・ファイブスポット 毎日6時半：鈴木邦彦pとハウストリオ（根市高穂(タカオ)b 加藤一六ds）
根市高穂(タカオ)は1970年代に大橋巨泉とザ・サラブレッズに参加
神戸ジャズコーナー 毎週日曜：宮本直介bトリオ 佐坂文彦dsトリオ
甲府ベラミ・サンデージャズコンサート 毎週日曜：2時～5時
大阪梅田プレジデントクラブ ジャムセッション 11月28日 6時 柿原一郎 宮本直介 後藤剛
大阪梅田チェック
大阪ミナミ宗右衛門町 グリーンハウス内 スーボン(SUE BORN)
太田純一郎dsザ・フレンズ (勝山晃男p 池田芳夫b 吉元信行tp 杉原浩ts)
当時太田純一郎(大阪出身1933-2017)トリオには若き日の池田芳夫bが所属していた（その後上京）
この頃の主なジャズ喫茶
日本で最初に開店したジャズ喫茶は1929年に東京・本郷赤門前にオープンした「ブラックバード」
であるというのが定説になっている。経営は野口清一(吉祥寺のファンキーなど約26店を経営した野口伊織の父)
新宿：ポニー ＤＩＧ(開店1961.11) ビレッジゲート ニューポニー ジャズビレッジ 汀(なぎさ)
オールド・ブラインド・キャット びざーる 木馬(開店1951.10)
渋谷：ＳＡＶ デュエット オスカー スイング(開店1951.5)
上野：ダンディ イトウコーヒー(開店1945年)
神田：響(開店1964.11)
銀座：オレオ ろーく 水道橋：スイング(開店1957年) 中野：ロウン 巣鴨：カド 四谷：サテンドール
お茶の水：ニューポート 小岩：珈琲園(開店1961.8) 国分寺：モダン 日暮里：シャルマン 吉祥寺：ファンキー(開店1960.4) 有楽町：ママ
笹塚・明大前：マイルス(開店1950.11) 立川：ニューしろ
大阪：ハチ(開店1959.8.8) ファイブスポット（心斎橋 道頓堀 ） ルーレット 尼崎：オーゴン
横浜：ダウンビート(開店1956.3) ちぐさ(開店1933年) シンバル
１９６６年
1月 小西徹g クインテットを結成 （須藤弘二ts 小川俊彦p 小林陽一b 日野元彦ds）
1月～ 土・日曜夜 銀座ジャズギャラリー８に渡辺貞夫カルテット定期出演開始。
（ジャズギャラリー８は1９６７年にアドミラルに改名）
この頃の銀座ジャズギャラリー８のスケジュールは以下の通り
土・日曜夜:渡辺貞夫カルテット 宮沢昭＋佐藤允彦トリオ
火曜夜：佐藤允彦トリオ
金曜夜：ジョージ大塚カルテット
平日昼：渋谷毅p 大野雄二p今田勝p 山下洋輔p 鈴木勲b 武田和命ts他
ギャラリー８は入居ビル所有者の都合で1966年に駒込に転居、やがて1年ほどでライブの開催は場所の都合でできなくなり、
ジャズシーンの主な生演奏の舞台は銀座（ジャズギャラリー８、銀巴里など）から新宿に移り、ピットインやタローを中心に動いていく。
ＳＪ１月号に「渡辺貞夫の土産話」掲載 （Ｐ１２０）
2月 山下洋輔p 冨樫雅彦dsが渡辺貞夫カルテットに参加して演奏活動を行う。
2月 国際芸能アカデミージャズ科（太平洋テレビ主宰）で八木正生とともにジャズ教室を開講
この年、ＮＥＴテレビの音楽番組「ミュージック・ブレイク」にレギュラー出演。
ボサノバを積極的に演奏する。日本にボサノバ・ブームが起こるきっかけとなった。
ブルーコーツ片岡輝彦tbがニューハードへ移籍
この頃インパルス,バーブより渡辺貞夫参加のレコードが発売
エル・チコ/チコ・ハミルトン（インパルス：A-9102 1965.1&3）
ジプシー６６/ガボール・ザボ（インパルス：A-9105 1965.11）
ジ・イン・サウンド/ゲーリー・マクファーランド (バーブ：V-8632 1965.8.2&31 フルートとテナーで参加)
2月 新宿ピットインがジャズの生演奏開始
ピットイン・マネージャー酒井五郎が相倉久人にジャズのライブ・スケジュールのプログラム作成を依頼し、実現した。
相倉久人はそれまでは銀座・ギャラリー8 で司会をしていたが辞めてピットイン専属の司会となった。
ミュージシャンの出演交渉も相倉久人が行った。
ピアノは「モダンジャズコーナー」から持ち出したアップライトピアノだったが
春すぎに渡辺貞夫がヤマハに話をつけてくれてすぐにグランドピアノが届いた。
渡辺貞夫のギャラは7000円 サイドメン2000円。
渡辺貞夫カルテットで出演開始。（金曜夜）６８年５月の渡米まで定期出演。
この頃のスケジュール（ピットイン・ジャズセッション）
金曜（6時半～11時）渡辺貞夫カルテットor 渡辺貞夫+八城一夫トリオ
土曜（6時～11時）小西徹他によるジャムセッション
日曜（4時～8時半）宮沢昭カルテット（宮沢昭ts 佐藤允彦p 寺川正興b）
その他小西徹クインテット,今田勝トリオ,稲垣次郎クインテットが出演。
他の曜日は前衛演劇やハプニング・イベントをやっていた
唐十郎・状況劇場 佐藤信 すまけい 栗田勇 江田和雄 ゼロ次元等が出演
2月 新宿歌舞伎町「モダンジャズコーナー」が「タロー」と改名し新装開店。
2月 四ツ谷・サテンドールでジャズライブ開始
エッセンシャル・オブ・ジャズ 毎日曜日（2～8時）
八木正生p 仲野彰tp 杉原淳ts 北村英治cl 小西徹gらが出演
2月 音協例会で「渡辺貞夫アルトサックスムード」開催
23日東京サンケイホール 28日文京公会堂
3月 金井英人キングスロア 南米へ遠征（民音）
6日から20日間 サンパウロ リオデジャネイロ リマ他
高柳昌行g 神田重陽vib
帰りにロスアンジェルス ホノルルでコンサートを行う
3月9日 渡辺貞夫 帰国第２作「家路」を録音
◎家路／渡辺貞夫モダンジャズアルバム （日本コロムビア～CBS：HS-4）
渡辺貞夫as,fl＋宮間利之とニューハード
宮間利之cond 羽鳥幸次,村田文治,奥野糸司,佐野健一tp 鈴木弘,上高政通,大内登,青柳善二tb
塩井重夫,高見弘as 市原宏祐,前田章二ts 砂原俊三bs 山木幸三郎g 今城嘉信p 山本五郎b 石川晶ds
編曲：山木幸三郎 前田憲男 渡辺貞夫 高見弘
<家路><マイ・フエバリット・シングス><アンド・アイ・ラブ・ハー><ショーより素敵な商売はない>
<酒とバラの日々＞＜いそしぎ><アイ・フィール・プリティ><踊り明かそう>
渡辺貞夫(as,fl)＋八城一夫トリオ(柴田恒夫b チコ菊地ds)＋山木幸三郎g
<ロシアより愛をこめて><エミリー>
3月28日 松本英彦カルテットが解散 (菅野邦彦p 鈴木勲b ジョージ大塚ds)
3月 北野タダオとアロージャズオーケストラが編成を縮小 テンテットに再編
4サックス 2トランペット 1トロンボーン 3リズム 4月 仲野彰tpが新コンボを結成 （渋谷武志ts 高橋達也as,fl,cl 斉藤和宏g 小山恭弘p 木村新弥b 荻原忠利ds）
4月 新宿・タローのスケジュール
毎土・日曜日 小西徹 ジョージ大塚 菊地雅章 寺川正興 日野皓正 この頃文化放送が四谷サテンドールの演奏を録音・放送 「ジャズ・ライブ・アット・サテンドール」
毎週日曜日 深夜0:50～
この頃ジャズの生演奏が聴けた主な店は以下の通り
銀座・ジャズギャラリー８
四ツ谷・サテンドール
自由が丘・ファイブスポット 鈴木邦彦とハウストリオ（根市高穂(タカオ)b 加藤一六ds）他
新宿ピットイン
新宿タロー
丸の内ホテル・さくらルーム （4月1日から）
火・木曜日 杉浦良三vib4
水曜日 前田憲男3 (滝本国郎b 山崎弘ds)
土曜日 ウィークエンドジャズギャラリー
杉浦良三vib4のグループに三保敬太郎p 沢田駿吾g 渡辺貞夫as 稲垣次郎ts 宮沢昭ts 仲野彰tp
猪俣猛ds 横内章二g 原田忠幸bsが交互にゲスト出演
大阪ミナミ宗右衛門町 スーボン サタデージャズコンサート
太田純一郎dsとフレンズ(吉元信行tp 杉平浩ts 下田譲p 芦田教二b)
5月 セロニアス・モンクがトリオで2回目の来日公演（2日-16日）
4月 山下洋輔pが渡辺貞夫グループから離脱
5月13～28日 デューク・エリントン楽団が2回目の来日 (ds ルイ・ベルソンは来日せず)
6月 金井英人とキングスロア 海外公演を行う
ロサンジェルス サンフランシスコ ハワイ 6月 29日 ビートルズが来日（午前3時39分羽田着 ～7月3日午前10時43分羽田発）
ジョン・レノン ポール・マッカートニー ジョージ・ハリスン リンゴ・スター公演：6月30日 7月1,2日 5回公演 日本武道館日本テレビがカラー録画し放送を行う（6月30日夜 7月1日昼） 7月8日 ジョン・コルトレーンが来日公演 (10日～24日)
ジョン・コルトレーンts,ssファラオ・サンダースts アリス・マクロードp ジミー・ギャリソンb ラシッド・アリds （全スケジュール）7月8日：羽田空港着 高輪プリンスホテルへ
9日：午後1時高輪プリンスホテル・マグノリアルームで記者会見 20分の演奏をする
10日：午後6時半 産経ホールで公演
11日：午後6時半 産経ホールで公演
TBSラジオ実況録音・放送(放送日等不明)
12日：大阪へ移動(新幹線) 大阪グランドホテル
午後5時大阪グランドホテルで記者会見 午後6時半 大阪フェスティバルホールで公演13日：広島へ移動 広島グランドホテル
午後6時半 広島市公会堂で公演14日：長崎へ移動 長崎グランドホテル 平和公園へ
午後6時半 長崎公会堂で公演15日：博多へ移動 博多インペリアルホテル
午後6時半 博多市民会館で公演16日：大阪へ移動 大阪グランドホテル 京都へ移動
午後6時半 京都会館で公演 終了後大阪へ移動 深夜に大阪松竹座でミッドナイトコンサート17日：神戸へ移動 神戸国際ホテル
午後6時半 神戸国際会館で公演18日：東京へ移動 高輪プリンスホテル
午後6時半 新宿厚生年金会館で公演19日：午後6時半 新宿厚生年金会館で公演
20日：大阪へ移動 大阪グランドホテル
午後6時半 大阪フェスティバルホールで公演
21日：静岡へ移動
午後6時半 静岡市公会堂で公演22日：東京へ移動 高輪プリンスホテル
午後6時半 新宿厚生年金会館で公演 ニッポン放送実況録音・12月31日に放送 (ピース・オン・アース)午後11時 有楽町ビデオホールで交流ジャムセッション
23日：名古屋へ移動 名古屋国際ホテル
午後6時半 愛知文化講堂で公演24日：東京へ移動 高輪プリンスホテル
深夜 有楽町ビデオホールで交流ジャムセッション25日：帰国
すべての会場で客の入りは悪く（10日は800人 16日2～300人 14日250人等）興行的には赤字となった。11・22日の演奏がラジオ放送の為に録音が録られ、後年東芝音楽工業、日本コロムビアからLP化され発売。
コルトレーン・ファンの故・新井和雄（公演後に文京区大塚にジャズ喫茶・チーターを始めた。のちに
池袋・立教大学前にジャズ喫茶・フリーポートを経営）が全公演に同行し聴いた。
22日・24日には有楽町ビデオホールで日本ジャズメンとの交流ジャムセッションが行われた。
山下洋輔p ジョージ川口ds 松本英彦ts らが参加 (日野皓正も会場に来ていたがジャムに参加したかどうかは不明)演奏曲 22日：<バードランドの子守歌><朝日のようにさわやかに>など4曲演奏 24日：<ナウズ・ザ・タイム><ゼア・ウイル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー>など3曲演奏 ジミー・ギャリソンは東京公演の時に新宿ピットインのアフターアワーズ・セッションに参加している。 8月 東京ユニオンのリーダーが山屋清から高橋達也に交代
8月 山下洋輔pが自己のトリオを結成 （紙上理b 本庄重紀ds）
9月 佐藤允彦がバークリー音楽院に留学のため渡米。
ダウンビート誌奨学金のテープ・オーディションに合格し500ドルがもらえた。
演奏技術・作編曲法を学び、サマースクールなどをこなして4年かかる作曲コースを2年で終了した。ハーブ・ポメロイに師事。同期にミロスラフ・ヴィトウス(b)がいた
Jazz in the classroom VOL.12 (BERKLEE RECORD BLP-12)に編曲作品が1曲収録されている。 9月16日 渡辺貞夫カルテット結成。
渡辺貞夫as,fl 菊地雅章p 富樫雅彦ds 鈴木勲b（ベースはすぐに荻原栄次郎に交代。）
10月 金井英人とキングスロア 第2回リサイタル開催
10月 この頃武田和命tsが新宿ピットインに初登場 土曜の昼に出演。
この頃タクト電機㈱が「タクトレコード」を発足させる。日本のジャズメンの録音を開始。
11月 第3回ドラム合戦 (3日～ )
エルヴィン・ジョーンズ,アート・ブレーキー,トニー・ウイリアムス,ケニー・クラークds
ジミー・オウエンスtp ウエイン・ショーターts マッコイ・タイナーp ベン・タッカーb
(エルヴィン・ジョーンズとトニー・ウイリアムスが麻薬容疑で逮捕される)
11月25・30日・12月4日 記念すべきタクトレコードの第1作「渡辺貞夫/ジャズ＆ボッサ」が録音される
◎ジャズ＆ボッサ/渡辺貞夫 (タクト：JAZZ-1)
渡辺貞夫as,fl 菊地雅章p 荻原栄次郎b 富樫雅彦ds<アメリカ><タブー><イン・ザ・ウイ・スモール・アワーズ・オブ・ザ・モーニング>
<アイ・ミーン・ユー>
中牟礼貞則g 宮田英夫kabasa加わる(11月30日録音)<ミュージック・ブレイクのテーマ><レザ><ジェットの歌><フェリシダード><キューピッツ・ソング>
<フォギブ・ミー・イフ・アイム・レイト><カーニバルの朝>
12月 宮間利之とニューハード ドラムス石川晶が退団 田畑貞一入団。
12月 同人誌「ＯＵＲ Ｊazz」創刊 （持田昌宏・近藤幸孝 編集）
12月 銀座アドミラル（ジャズギャラリーが改名）に渡辺貞夫カルテット出演（土・日夜）
12月7日 山下洋輔が初リサイタルを開催 （新宿・紀伊国屋ホール）
第1部：山下洋輔トリオ(吉沢元治b 本庄重紀ds) で<ブルース・イン・Ｃ>を演奏
山下洋輔トリオ＋紙上理bで<トリオ＋1><クナトンナ>を演奏
第2部：武田和命カルテット（本田竹彦p 渡辺文雄ds 紙上理b）
第3部：山下洋輔トリオ＋武田和命 吉沢元治＋3tp＋3tb <ワライ・フロームＦ>を演奏
12月9～31日 エルヴィン・ジョーンズdsが新宿ピットインに出演（金・土・日夜のみ）
金曜：渡辺貞夫カルテット,土曜：小西徹トリオ,日曜：山下洋輔・武田和命のグループに参加。
（11月に第3回ドラム合戦で来日したがトニー・ウイリアムスと共に麻薬容疑で逮捕され仮出所中）
12月27日の山下洋輔p 武田和命ts 吉沢元治b エルヴィンdsのセッションの録音が一部残っているらしいがテープ未発見。
（平岡正明著「日本ジャズ伝」）
この日6時20分から11時20分の間に演奏された曲は次の5曲
<バグス・グルーヴ><チュニジアの夜><ピットイン・ワルツ><サマータイム><朝日のようにさわやかに>
12月26日 「渡辺貞夫リサイタル」開催 （第１回ヤマハ渋谷ミュージックフェア 東京サンケイホール）
第1部：ザ・ベスト・オブ・サダオ
第2部：ザ・ジャズ・エイジ‘６７
ゲスト：中牟礼貞則(g),宮田英夫(ｶﾊﾞｻ),ストリングスカルテット
この頃ヤマハ音楽振興会が設立される
この年「ラテン・バロック・コレクション」を録音
◎ラテン・バロック・コレクション (キング：SKJ-1075)
渡辺貞夫fl 宮沢昭ts 中牟礼貞則g 松本浩vib 前田憲男p 八木正生p
滝本達郎b 猪俣猛ds 納見義徳 Yasushi
Yamaguchi Minoru Kawahara 川原直美perc 伊集加代子vo
<ブランデンブルグ協奏曲No.4>他９曲収録
ピットインのスケジュール
金曜7時・渡辺貞夫カルテット
土曜1時・唐木洋介
土曜7時・小西徹又は沢田駿吾
日曜1時・武田和命
日曜7時・山下洋輔
その他今田勝トリオ,稲垣次郎クインテットが出演。
新宿タローのスケジュール
土･日曜 大野雄二 ジョージ大塚 菊地雅章 寺川正興 日野皓正
最終土曜日はオールナイト・ジャムセッション
12月21日(8時半) 菊地雅章 12月24日(9時半) 弘田三枝子 12月30日(8時半) 黒田ゆかり
六本木セブンノート
月～土(7時半) 世良譲3
自由が丘5スポット
毎日6時 ハウスカルテット
大阪ミナミ宗右衛門町・ス－ボン フライデージャズコンサート
毎金曜日 太田純一郎dsとザ・フレンズ
１９６７年
1月9日 ヤマハ音楽振興会に「ヤマハ・インスティテュート・オブ・ポピュラーミュージック」開設。
2月9日「ヤマハ・ジャズ・アンサンブル・コース」開講
渡辺貞夫は持ち帰ったバークリーメソッドで指導にあたった。
日本初の本格にジャズを教えるスクールだった。
講師：渡辺貞夫（ジャズ理論 fl as） 菊地雅章p 富樫雅彦ds 中牟礼貞則g 原田政長b
1月10日 渡辺貞夫カルテット、ベースが萩原栄次郎から鈴木勲に交代。
1月14日 「ジョージ大塚カルテットと宮沢昭tsの夕べ」 （農協ホール）
市川秀男p 寺川正興b （当初日野皓正を加えたカルテットの予定だったが日野のスケジュールの予定がつかず不参加）
1月～ 新宿ピットインに渡辺貞夫カルテット出演（金曜夜7時）
この頃のピットインのスケジュール
金曜7時・渡辺貞夫カルテット
土曜1時・唐木洋介
土曜7時・小西徹又は沢田駿吾
日曜1時・武田和命
日曜7時・山下洋輔
1月～ 駒込ジャズギャラリーに渡辺貞夫カルテット出演（土・日夜）
2月 早稲田大学・ハイソサエティオーケストラが訪米 西海岸で親善演奏会(26日から1ヶ月)
2月
状況劇場「ジョン・シルバー(時夜無銀髪風人」公演 山下洋輔が音楽を担当 （新宿ピットインで深夜興行）
金子國義 常田富士男 四谷シモン
2月 岡崎広志as,fl 「フォーシンガス」を再編成し「スターゲイザーズ」で活動開始
大久保計利tp 根本博史fl,bs 杉本喜代志g 湊孝夫p 滝本国郎b 山崎弘ds
東京ヒルトンホテル「スタークラブ」出演。
2月1日 松本浩vib「ブルーナイツ」のメンバー再編 東京プリンスホテル・マグノリアルーム出演開始
中牟礼貞則g 池田芳夫b 近藤和紀ds
3月1～31日 ヤマハ渋谷店ジャズ祭り
15日ヘレン・メリルコンサート（渋谷公会堂）
渡辺貞夫as 宮沢昭ts 中牟礼貞則g他
3月 ヘレン・メリル 日本ビクターと契約
3月4日 渡辺貞夫 ヘレン・メリルとレコーディング （麻布のスタジオ）
渡辺貞夫カルテット ギター, ストリングス 前田憲男arr,cond
3月 太田純一郎dsとザ・フレンズ(吉元信行tp 杉平浩ts 下田譲p 芦田教二b)
スーボン出演1周年記念コンサート （大阪ミナミ宗右衛門町 スーボン）
3月8・29日 「ボサノバ‘６７/渡辺貞夫」 を録音する
◎ボサノバ‘６７/渡辺貞夫 (日本ビクター：SJV-274)
渡辺貞夫as,fl 中牟礼貞則g 菊地雅章p 鈴木勲b 富樫雅彦ds 宮田英夫kabasa
＋１６picesストリングス
<イパネマの娘><メディティション><黒いオルフェ><オー・グランド・アモール><ボニータ>
<ジンジ><マュケナダ><ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル><フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン>
<男と女><ソー・ダンソ・サンバ><彼女はカリオカ>
3月15日 「ヤマハコンサート～ヘレン・メリル」出演。（渋谷公会堂）
ヘレン・メリルvo 渡辺貞夫カルテット
中牟礼貞則g 宮沢昭ts 福原彰tp 前田憲男p 日野皓正tp 沖浩一electone
3月19日 ダウンビート開店10周年記念コンサート （横浜ダウンビート）
渡辺貞夫カルテット
3月26・31日 「ボサノバ・イン・東京/ヘレン・メリル」録音
◎ボサノバ・イン・東京/ヘレン・メリル（日本ビクター：SJET-7932)
ヘレン・メリル(vo)
渡辺貞夫as,fl 中牟礼貞則g 菊地雅章p 鈴木勲b 富樫雅彦ds 宮田英夫kabasa
ストリングス
<フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン><イパネマの少年><ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル>
<ソー・ダンソ・サンバ><黒いオルフェ><夢は夜ひらく><男と女>
<ハウ・インセンシティヴ><ジャニー・ギター><アグア・デ・ベベル><イエスタデイズ><信じていたいの>
4月 石川晶ds「ミッドナイトサウンズ」結成 （鈴木弘tb 鈴木淳b 鈴木宏昌p）
4月 山下洋輔3 メンバー再編 紙上理b 本庄重紀dsが 吉沢元治b 豊住芳三郎ds に交代
4月2日 富樫雅彦が初リサイタルを開催 渡辺貞夫出演。 （新宿 紀伊国屋ホール）
富樫雅彦ds 渡辺貞夫as fl 菊地雅章p 鈴木勲b 弦楽四重奏団
4月17日 渋谷オスカー新装開店
毎週末（土曜の夜）学生コンボ生演奏
4月25日 「マイ・ロマンス/渡辺貞夫」録音
◎マイ・ロマンス/渡辺貞夫 (タクト：JAZZ-5)
渡辺貞夫as fl
菊地雅章p 原田政長b 富樫雅彦ds
ストリングスカルテット加わる
<ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル><ワンス・アポン・ア・サマータイム>
<ヒアーズ・ザッツ・レイニー・デイ><ザッツ・オール>
<マイ・ロマンス><時には母のない子のように><バークレイ・スクエアのナイチンゲール>
<イッツ・イージー・トゥ・リメンバー><リトル・ガール・ブルー><マイ・フーリッシュ・ハート>
<スプリング・イズ・ヒア><アイ・ソート・アバウト・ユー><オールド・フォークス>
4月29日 池袋東口にジャズ喫茶「ＪＵＮ ＣＬＵＢ」オープン （音楽監修・いソノてるヲ）
この頃高柳昌行ジャズコンテンポラリー結成
高柳昌行g 佐藤敏雄g 豊住芳三郎ds ベースは未定
5月 金井英人とキングスロア 香港 沖縄公演を行う。
5月 「新世紀音楽研究所」出身の石井剛dsが臨時コンボ「ジャズライブラリー」結成
6月15日から毎週木曜日銀巴里出演開始
土田真弘as 唐木洋介as,ts,bcl 大野肇p 滝本国郎b 上野尊子vo
5月 白木秀雄が初の本格的ジャズコンサート開催
白木秀雄5ダイナミック・コンサート （東京労音 16日 日比谷公会堂 17日 文京公会堂 18日 渋谷公会堂 19日 サンケイホール）
日野皓正tp 稲垣次郎ts 大野雄二p 稲葉国光b
5月 新宿ピットイン 「ジャズと詩」 山下洋輔3 ケネス・レクスロス 白石かずこ
5月 新宿ピットインで「新宿曼荼羅」が上演
山下洋輔p 中村誠一（横笛） 吉沢元治b 古沢良次郎dsが演奏する「木喰」が初演された
5月 スイングジャーナル誌人気投票で渡辺貞夫が三冠（コンボ、アルト、その他の楽器(fl)
）
日野皓正(tp)が初ウイナー獲得
5月17日
「スイングジャーナルオールスターズ６７」の録音に参加
◎スイングジャーナルオールスターズ６７ (タクト：JAZZ-4)
渡辺貞夫as fl 菊地雅章p 鈴木勲b 富樫雅彦ds
<オー・プリヴァーヴ>
他の収録
松本英彦ts 宮沢昭ts 日野皓正tp 仲野彰tp 東本安博tb 平岡精二vib 北村英治cl
沢田駿吾g 八城一夫p 八木正生p ジョージ大塚ds 猪俣猛ds 白木秀雄ds
寺川正興b 原田政長b 原信夫とシャープスアンドフラッツ 前田憲男comp,arr
5月26日 チャーリー・マリアーノas来日
5月27日 「エキサイティングジャズ」コンサート出演。（渋谷公会堂）
白木秀雄クインテット 猪俣猛とウエストライナーズ 八城一夫トリオ＋渡辺貞夫
5月 「ジャズ・サンバ/渡辺貞夫」録音
◎ジャズ・サンバ/渡辺貞夫 （日本ビクター：SJV-304）
渡辺貞夫as fl 菊地雅章p 原田政長b 富樫雅彦ds
中牟礼貞則g 宮田英夫kabasa 今村祐司perc
<オルフェのサンバ><イット・マイト・アズ・ウエル・アイ・ビー・スプリング>
<ウォーター・メロン・マン><フレボー><ロボ・ボボ><シー・ラブズ・ユー><四ツ葉のクローバー>
<サーフ・ボード><サニー><スプリング・サンバ><フライド・バナナ><ビリンボウ>
5月下旬 日本グラモフォンがアトランティック・レコードを直輸入盤で発売開始 （第1回発売29枚 2000円）
5月下旬 富樫雅彦dsが渡辺貞夫4退団 渡辺文男に交代
6月 「ジャズ批評」創刊（48P 120円 発行・現代ジャズ研究会） 編集・松阪比呂 (東銀座でオレオ経営)
「ジャズのルート」油井正一「ジャズ宣言」平岡正明 等を掲載
6月 来日中のチャーリー・マリアーノ 渡辺貞夫カルテットとコンサート,レコーディングを行う
9日：横浜県立音楽堂 19日：静岡駿府会館 20日：小倉市民会館 21日：鹿児島県立医師会館
22日：別府杉ノ井ホテル 23日：福岡明治生命ホール 7月6日：新潟 7日：日立市 9日：札幌道新ホール
10日：室蘭文化センター
2日・16日・30日新宿ピットインでセッション
渡辺貞夫as Cマリアーノas 増尾好秋g 鈴木勲b 渡辺文男ds
2日に演奏された曲は <酒とバラの日々><ステラ・バイ・スターライト><ホワッツ・ニュー>
<シークレット・ラブ><バラード（C.マリアーノ）><シリル（この曲で渡辺文男がステージを降り
渡辺貞夫がドラムをたたく）
<黒いオルフェ><オー・プリヴァーヴ（富樫雅彦がドラムスの席につく これを機に富樫が渡辺貞夫4に復帰）>
<イエスタデイズ><ステラ・バイ・スターライト><オレオ><クレイジー・リズム>
この日の演奏は全曲録音されている。
10日・18日・25日ジャズギャラリーでセッション
6月 中村誠一tsが山下洋輔3へ準レギュラー参加
6月 この頃 渡辺貞夫が自己のカルテットのベーシストを一般公募
6月 フルバンドだけを対象としたジャズ教室開講 （ヤマハ渋谷店 4日から毎週日曜午後3時）
講師：海老原啓一郎 宮間利之 松本文男 見砂直照
6月 「ボサ・ベスト・コレクション/渡辺貞夫」録音
◎ボサ・ベスト・コレクション/渡辺貞夫 (テイチク～ユニオン：UPS-1001)
渡辺貞夫as fl 菊地雅章p 原田政長b 富樫雅彦ds
中牟礼貞則g 宮田英夫kabasa
<白い波><長い夜><フェヴォラ><マリア・ニングエム><フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン><ヴォース・エ・エウ>
<ワンス・アイ・ラブド><オー・モロー><イパネマの娘><コイサ・マイス・リンダ>
6月17日 「狂熱のリズム ドラム・フェスティバル’67」コンサート出演。（日比谷公会堂）
第１部：アマチュア・ドラムコンテスト
第２部：ドラム合戦 （ジョージ川口 ジミー竹内 白木秀雄 富樫雅彦 渡辺貞夫カルテット）
6月18日 エキサイティングジャズ （虎ノ門ホール）
白木秀雄クインテット 宮間利之とニューハード（ds：白木秀雄）
6月25日 新宿ピットイン 山下洋輔3 40分に及ぶ「木喰上人の踊り」を演奏 （中村誠一ts 参加）
6月27日 「チャーリー・マリアーノと渡辺貞夫」録音
◎チャーリー・マリアーノと渡辺貞夫 (日本ビクター：SMJ-7446)
渡辺貞夫as fl チャーリー・マリアーノas 菊地雅章p 原田政長b 富樫雅彦ds
<カミン・ホーム・ベイビー><黒いオルフェ><ワン・ノート・サンバ><ワーク・ソング>
<神よ,私に原爆を落とさないで><家路><オン・ザ・トレイル><シークレット・ラブ>
<ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル><マイ・ロマンス>
6月28日 「イベリアン・ワルツ/チャーリー・マリアーノと渡辺貞夫」録音
◎イベリアン・ワルツ/チャーリー・マリアーノと渡辺貞夫 (タクト：JAZZ-7)
渡辺貞夫asfl チャーリー・マリアーノas nagasubaram 菊地雅章p 原田政長b 富樫雅彦ds
<イベリアン・ワルツ><竜安寺の石庭><ゴッド・ヒャズ・マーシー>
<アイ・ソート・アバウト・ユー>
新宿ピットイン
金曜7時 渡辺貞夫カルテット 土曜1時 唐木洋介 土曜7時 小西徹g又は沢田駿吾g
日曜1時 武田和命ts 日曜7時 山下洋輔p
新宿タロー
木･日曜6時半 ジョージ大塚ds 水･土曜6時 大野雄二p 最終土曜日はオールナイト・ジャムセッション
駒込ジャズギャラリー
土･日曜6時半 渡辺貞夫as 土昼 宇山恭平g 日昼
杉本喜代志g 他ジョージ大塚ds 大野雄二p
赤羽緑屋 日曜1時 加藤久鎮ts 吉田多宏as
横浜ダウンビート 日曜2時 ジャムセッション
池袋ジュンクラブ 毎週金曜7時 ジャムセッション
自由が丘5スポット 毎日6時 ハウスカルテット 鈴木勲b
銀巴里 毎週金曜2時 ジャズライブラリー 石井剛ds 土田真弘as 唐木洋介as 滝本国郎b 上野尊子vo 他
大阪ミナミ宗右衛門町・ス－ボン 毎日曜日 太田純一郎dsとザ・フレンズ
7月 山下洋輔3 が 中村誠一ts 吉沢元治b 豊住芳三郎ds のカルテットにメンバー再編
7月 ナンシー梅木voが一時帰国（里帰り）
7月2日 「アルトマッドネス」コンサート （都市センターホール）
渡辺貞夫as 増尾好秋g 鈴木勲b 渡辺文男ds チャーリー・マリアーノas
7月2日 原信夫とシャープスアンドフラッツ 米国・ニューポートジャズフェスティバルに出演し大成功を収める
山本邦山（b-fl）が共演。 宗清洋tb（アロー・ジャズ・オーケストラ）が特別参加帰国後スタジオでレコーディング（8月録音 ニューポートのシャープスアンドフラッツ 日本コロムビア～CBS:YS-10013） 7月9日 ボサノバコンサートを開催。 （新宿厚生年金会館）
実況録音,ＬＰ化された。◎サダオ・ワタナベ・ボサノバ・コンサート/渡辺貞夫 (タクト：JAZZ-9)
渡辺貞夫as fl 菊地雅章p 原田政長b 富樫雅彦ds中牟礼貞則g 宮田英夫kabasa 高 珠恵ストリングスカルテット加わる
<フェリシダード><オー・グランド・アモール><ユー・アンド・アイ><ヒアーズ・ザット・レイニー・デイ>
<イパネマの娘><アグア・デ・ベーバー><レザ><アラスタオ><白い波><エミリー><ロシアより愛をこめて>
<コルコバード/フェリシダード><ソー・ダンソ・サンバ>
◎渡辺貞夫／ミュージック・ブレイク （日本コロムビア～タクト：XMS-10017）<フェリシダード><メディティション><ソング・オブ・ジェット><ボニータ><トレイン・サンバ>
<ドラリシ><ミュージック・ブレイク><マシュ・ケ・ナダ>
<イット・マイト・アズ・ウエル・ビー・スプリング><オルフェのサンバ><フェリシダード>
(ＪＡＺＺ―９ サダオ・ワタナベ・ボサノバコンサートの残り未発売テープのＬＰ化)
7月17日 ジョン・コルトレーン死去 （40歳 肝臓癌）世界中に衝撃が走る
7月23日 「ジャズ＆ボサノバコンサート」出演 （名古屋愛知文化会館）
渡辺貞夫カルテット＋２
7月23日 ヤマハジャズクラブ第21回例会出演。 （ヤマハナゴヤビル７Ｆホール）
渡辺貞夫カルテット＋２
7月23日 新宿ピットイン 山下洋輔4 (吉沢元治b 中村誠一ts 豊住芳三郎ds) ＋ジョージ某ts(飛び入り出演)
<メディティション><クナトンナ><フライト・フロームGマイナー>
8月～10月 唐十郎の状況劇場・紅テント公演で山下洋輔4が出演・演奏 （新宿・花園神社）
「腰巻お仙 義理人情いろはにほへと編」「アリババ 傀儡版壷坂霊験記」 「由井正雪 反面教師の巻」 等 8月3日 「軽井沢 真夏の集い」コンサートに出演 （軽井沢レイクニュー・タウン）
渡辺貞夫カルテット他
8月6日 「諏訪湖ジャズフェスティバル」出演。（諏訪湖 レイク・サイド・ガーデン）
宮間利之とニューハード 宮沢昭カルテット＋渡辺貞夫 福原彰tp 薗田憲一とデキシーキングス
マーサ三宅vo フランク赤木vo 油井正一mc 8月8日 「原信夫とシャープスアンドフラッツ・ニューポート帰国リサイタル」に出演 （新宿厚生年金会館）
原信夫とシャープスアンドフラッツ
渡辺貞夫カルテット＋２ 日野皓正カルテット 山本邦山b-fl ヘレン・メリルvo 弘田三枝子vo 9月23日 ローリンド・アルメイダgと渡辺貞夫カルテット共演 （日比谷公会堂）
第４部でボサノバを演奏
9月 渡辺貞夫カルテット この頃「横浜ダウンビート」に月１回出演開始
秋 新宿にジャズクラブ「ジハンナ」オープン 2ヶ月で閉店
土曜1時：山下洋輔 土曜7時：学生バンド 日曜1時：富樫雅彦 日曜7時：西村昭夫ジハンナ（アラブ語で地獄）は前身がオスカーというサパークラブだった。ここで山下洋輔はアルバイトでスタンダードやポップスなどのカクテルピアノを弾いていたことがある。 9月15日～17日 新宿・ジハンナで「ジャズ会議」開催 (テーマ:世界はどうジャズにつきささっているか)
15日 現代思想としてのジャズ
ジョージ大塚ds3 （市川秀男p 寺川正興b）発言：植草甚一 松田政男 寺山修司 粟津潔 司会：相倉久人16日 ジャズは外側から変わる
武田和命ts4 （本田竹彦p 紙上理b 渡辺文男ds） <ブルース・バイ・ファイブ><サマータイム>を演奏 発言：筒井康隆 油井正一 林光 平岡正明 司会：相倉久人17日 ジャズ革命の現実的根拠
山下洋輔4（中村誠一ts 吉沢元治b 豊住芳三郎ds） <ジハンナ>(のちに<ミナのセカンド・テーマ>に曲名変更) 発言：北沢方邦 清水達雄 唐十郎 相倉久人 司会：平岡正明 9月 豊住芳三郎dsがミッキー・カーティスのグループへ入り渡欧 山下洋輔4を脱退 森山威男ds参加
山下洋輔4（中村誠一ts 吉沢元治b 森山威男ds）リハーサルとピットイン出演を2～3回行う 10月 新宿ピットイン ライブを火曜日～日曜日に拡大
火・水・土・日曜日(2時)武田和命 木曜日(7時)松本英彦 金曜日(7時)渡辺貞夫 土曜日(7時)小西徹 日曜日(7時)日野皓正 10月 オーネット・コールマンas tp vln 初来日 (5日東京サンケイホール～10日大阪 4回公演)
デヴィッド・アイゼンソンb 富樫雅彦dsが参加した(チャーリ・ヘイドンb エド・ブラックウェルdsも来日したが観光ビザのため演奏できず)
10月 この頃の新宿タローのスケジュール
水・土曜日(6時半)大野雄二 木・日曜日(6時半)ジョージ大塚 金曜日(2時)中島正男 土曜日(2時)吉田多宏 日曜日(2時)佐脇武則 10月15日 東芝音楽工業がブル－ノートレコードを直輸入盤で発売開始 （MONO 2000円 STEREO 2200円）
第１回発売 オーネット・コールマン/エンプティ・フォックスホール(BST-84246) 等20枚 10月21日 渡辺貞夫、タクトレコードと専属契約を行う。（２年間）
11月 日野皓正が自己のカルテットで活動開始
日曜2時 新宿・タロー 日曜7時 新宿・ピットイン
11月 山下洋輔 映画「荒野のダッチワイフ」(監督：大和屋竺)の音楽を担当 出演もする。
<ジハンナ>がこの映画で使用されたが曲名が<ミナのセカンド・テーマ>に変更された 当時大和屋竺(やまとや あつし)監督が音楽にジャズメンを起用した映画裏切りの季節 （1966年 佐藤允彦）毛の生えた拳銃 (1968年 森山威男ds 中村誠一ts ピアノは森山が連れてきた藝大生が担当（名前不明）) 11月 山下洋輔p 急性肋膜炎で入院 その後69年3月まで療養
11月4日 「ジャズゴーズトゥシブヤ」コンサート出演 渡辺貞夫芸術祭参加作品を発表 （渋谷公会堂）
第１部：宮間利之とニューハード
第２部：渡辺貞夫as 日野皓正tp 鈴木弘tb 中牟礼貞則g 菊地雅章p 原田政長b 富樫雅彦ds<ソー・ナイス><カーニバルの朝><組曲トーキョー>
第３部：第２部のメンバーでモダンジャズを演奏 この頃「ストリート・サンバ/泉田エミイ」で伴奏を担当 (録音月日不明) ◎ストリート・サンバ/泉田エミイ (タクト：TS-301 シングル盤)泉田エミイvo
渡辺貞夫as fl 原田政長b 富樫雅彦ds 中牟礼貞則g 宮田英夫kabasa
他にTbとvib加わる
<ストリート・サンバ><キューピッド・ソング>
11月下旬 「ＤＵＧ」開店 （新宿・紀伊国屋ビル裏）
スイングジャーナル誌11月号で武田和命が紹介されるが酷評される。約2か月後に武田がジャズシーンから姿を消す原因と推察されたが、本人は否定。「胎動する日本ジャズ界 時代の担い手」 11月～12月 「ボサノバフェスティバル’６７」出演
25日：日比谷公会堂 29日：東京サンケイホール 30日：神戸
12月3日：札幌 4日：名古屋 5日：福岡
ジム・ホールg バーニー・ケッセルg ウオーレン・シャロックgハービー・マンfl ロイ・エアーズvib アール・メイb ブルーノ・カーds オラトゥンジconga渡辺貞夫(as,fl) 12月 渡辺貞夫カルテット再編 増尾好秋g（当時早大在学中）参加
渡辺貞夫as fl 増尾好秋g 原田政長b 渡辺文男ds 菊地雅章はフリーで活動、富樫雅彦は武田和命4に加入（すぐに武田和命4は富樫雅彦4に名前を変える） 12月5,6日 「アンコール！！ジャズ＆ボッサ／サダオ・ミーツ・シャープスアンドフラッツ」録音 (文京公会堂)
タクト・ジャズ・シリーズ発売１周年記念作品
◎アンコール！！ジャズ＆ボッサ／サダオ・ミーツ・シャープスアンドフラッツ (タクト：JAZZ-3001)
渡辺貞夫as fl
原信夫とシャープスアンドフラッツ
原信夫cond 谷口和典ts 前川元 鈴木孝二as 森川信幸bs
森川周三 福島照之 佐波博 篠原国利tp 谷山忠男 中川英昭 越智治夫 中島正弘tb
小川俊彦p 竹内弘b 中村吉夫ds
作編曲：渡辺貞夫 菊地雅章
ゲスト：村岡建ts 千葉薫fr-h 宮田英夫kabasa 中牟礼貞則g 鈴木弘tb
<ブーズ・アンド・ベイビーズ・ブギー><ナルディス><ユースランドスケープ>
<アナクルシス><ミュージック・ブレイク><コルコバード><ケベック><ソー・ナイス><酒とバラの日々>
宮沢昭ts 新宿タローに出演 （日曜2時）
12月 高柳昌行gカルテット 赤坂・クラブエール出演開始（毎晩）
12月 バディ・リッチ・オーケストラ来日公演 (18日～23日)
鈴木弘tb が参加 日本公演後同バンド入団、渡米（12月27日）
12月 松本浩vib 「ブルーナイツ」再編 六本木・アルカンシェールに出演。
中牟礼貞則g 柴田恒雄b 近藤和紀ds
12月22日 ナゴヤヤマハ・クリスマスジャズコンサートに出演。（愛知文化講堂）
渡辺貞夫オールスター・セクステット
12月29日深夜12時～4時半 新宿ＤＵＧ開店祝いジャムセッション出演
渡辺貞夫カルテット＋２
渡辺貞夫as 日野皓正tp 中牟礼貞則g 稲葉国光b 渡辺文男ds 日野元彦ds
１９６８年
火曜7時 水土日1 時・富樫雅彦 木曜7時 松本英彦 金曜7時 渡辺貞夫
土曜7時 小西徹 日曜7時 日野皓正
新宿タロー
水･土曜6時半 大野雄二 木･日曜6時 ジョージ大塚 土曜2時 中島正男 火曜2時
吉田多宏
日曜2時 佐脇武則他 宮沢昭 日野皓正
駒込ジャズギャラリー
土6時半 渡辺貞夫 日曜6時半 石川晶 松本英彦
赤羽緑屋
日曜1時 加藤久鎮 吉田多宏
横浜ダウンビート 毎月1回 土曜7時 武田和命 渡辺貞夫
渋谷オスカー 土曜7時 6大学カレッジジャズコンサート
自由が丘5スポット 毎日6時 ハウスカルテット
銀巴里ジャズライブラリー 毎週金曜2時 石井剛 唐木洋介 滝本国郎 他
大阪ミナミ宗右衛門町 ス－ボン 毎日曜日 太田純一郎dsとザ・フレンズ
池袋ファニー 毎土曜日ジャズセッション
赤坂クラブエール 毎日8時 高柳昌行4
1月11日 「八木正生リサイタル」ゲスト出演。(厚生年金会館)
八木正生(p,comp,arr)渡辺貞夫as fl 原信夫とシャープスアンドフラッツ 日野皓正tp 宮沢昭ts 稲葉国光bジョージ大塚ds 松本浩vib 坂本スミ子vo
1月 この頃から武田和命tsがジャズシーンでの演奏活動を停止
1月 アストラッド・ジルベルト初来日公演 (13日-１８日)
ボサノバファイブが伴奏で来日（チャーリー・マリアーノas が参加）
1月 ソニー・ロリンズ来日公演 (9日-30日) ラリー・リドレーb ジョージ・ブラウンds
当初カルテットでの来日予定だったがヒュー・ローソンpの入国許可がおりず
9日の初日は1部・トリオ 2部は菊地雅章pを加えたカルテットでの公演となった
1月21日 「ウイ・ゴット・ニューバッグ/サダオ＆チャーリー・アゲイン」録音（テイチク会館スタジオ）
◎ウイ・ゴット・ニューバッグ/サダオ＆チャーリー・アゲイン (タクト：JAZZ-3002)
渡辺貞夫as,fl チャーリー・マリアーノas 増尾好秋g 菊地雅章p
紙上理b 原田政長b 渡辺文男ds ＋perc
1月 「イベリアン・ワルツ」がスイングジャーナル誌主催第1回ジャズ・ディスク大賞の日本ジャズ賞を受賞
2月 菊地=日野クインテットが結成される。
菊地雅章p 日野皓正tp 村岡建ts 稲葉国光b 日野元彦ds
2月下旬より新宿ピットインに定期出演開始。（毎日曜PM7:00～）
4月頃より代々木・NARU
出演 （木曜6時）
2月3日 渡辺貞夫らが 来日したソニー・ロリンズとジャムセッションを行う。
「日本ジャズメン ソニー・ロリンズに挑む」（有楽町 ビデオホール）
ソニー・ロリンズts
渡辺貞夫as 日野皓正tp 菊地雅章p 稲葉国光b 富樫雅彦ds
2月21日 日野皓正, タクトレコードと専属契約を結ぶ。（2年）
2月 ラヴィ・シャンカール来日 （27日 虎ノ門ホールでコンサート）
4月14日 「タロー・ジャズワークショップ」開催 （新宿・タロー主催 新宿西口安田生命ホール）
ジョージ大塚トリオ 日野皓正カルテット他（総勢20名以上が出演）
4月20日 「クラウジ・ラロ＋渡辺貞夫」コンサート （東京・千日谷ホール）
4月28日 ヤマハナゴヤジャズクラブ4月例会で「渡辺貞夫渡米記念コンサート」開催
（ヤマハナゴヤビル７Ｆホール）
4月 初の日本プレスのブルーノート盤が東芝音楽工業から発売される。（7インチシングル盤 400円）
BULUE NOTE BEST SERIES
NP-2001 サイドワインダー/リー・モーガン など10枚
10月にも10枚のシングル盤が発売された
ブルーノートレコードのアルフレッド・ライオンは海外プレスを認めていなかったが
1966年にブルーノートがリバティに売却され、1967年にライオンが引退してから海外プレスが可能になった。
ブルーノート初の日本プレス盤はLPレコードではなくシングル盤だった。
5月 療養中の山下洋輔「ブルーノート研究」の執筆開始
5月1日～ 新宿ピットイン 1階ジャズクラブを「シアターピットイン」としても営業開始（月曜日～木曜日）
月曜：劇団人間座
火曜：すまけい とその仲間
水曜：演劇企画集団’66
木曜：天井桟敷
金曜日～日曜日は従来通りジャズのライブを行う
金曜：渡辺貞夫4 土曜昼：中村誠一5 土曜夜：松本英彦4 日曜：菊地雅章5
表通り（新宿通り）に面したマルミ百貨店2階のバーを改装して「モダンジャズピットイン喫茶部」オープン。
5月9日 「五つの音楽」コンサート出演 （渋谷公会堂）
渡辺貞夫カルテット 早稲田大学ハイソサエティオーケストラ他出演。
5月13日 「ヤマハジャズアンサンブルコース」の優秀な生徒によるコンサート開催。
「ヤマハジャズコンサート」 （銀座ヤマハホール）
Part1:フルバンドのためのアレンジメント
Part2:コンボによるＲ＆Ｂ
Part3:日本のトップジャズメン
渡辺貞夫 八城一夫 中牟礼貞則 鈴木弘他同コース講師陣が出演。
5月14日 タロージャズワークショップ コンサート開催 （新宿西口 安田生命ホール）
ジョージ大塚3 藤井貞泰5 大野雄二3 高木元輝4 佐脇武則5他
5月15日 日野元彦が沢田駿吾カルテットを退団
5月21日 「スイングジャーナルオールスターズ‘６８」の録音に参加
◎スイン・ジャーナルオールスターズ‘６８ (タクト：JAZZ-3003)
渡辺貞夫as fl
増尾好秋g 橋本静雄b 渡辺文男ds
<ザ・フォックス・ダズント・トロット>
渡辺貞夫as 日野皓正tp 鈴木弘tb 菊地雅章p 稲葉国光b 日野元彦ds
<３５０トリップ>
（他の収録）
ジョージ大塚ds 市川秀男p 寺川正興b 松本英彦ts 八城一夫p 沢田駿吾g 猪俣猛ds 原田政長b 富樫雅彦ds
武井義明vo 原信夫とシャープスアンドフラッツ 前田憲男comp,arr
5月22日 「ジャズ＆ボサ」コンサート （イイノホール）
5月23日 「ジャズ＆ボサ」コンサート （横浜スカイ劇場）
5月25日 新宿「ＤＵＧ」出演中の日野皓正クインテットにスタン・ゲッツ(ts),チック・コリア(p),ウォルター・ブッカー(b),
ジョン・デンツ(ds)が飛び入り出演。
5月25日 「ジャズロックリラックス」開催 (草月会館)
石川晶3 宮沢昭3 日野皓正 稲垣次郎 鈴木弘 他 前田憲男arr
5月28日 渡辺貞夫単身渡米 （一部週刊誌で亡命説がデッチ上げられる）
渡辺貞夫カルテット休止状態となり,金曜夜の新宿ピットイン,土曜夜の駒込ジャズギャラリーの
仕事は渡辺文男クインテットが代演する。
増尾好秋は原信夫とシャープスアンドフラッツに臨時加入した。
サンフランシスコでセシル・テイラー、ロスコー・ミッチェルらの演奏を聞く。
ニューヨークへ行き、ゲーリー・マクファーランドと旧友を温める。その後ボストンへ行き、バークレー音楽院へ行く。
ボストンには１ヶ月ほど滞在し、バークレーに留学中の佐藤允彦、荒川康男に会う。チャーリー・マリアーノにも会う。
6月 日野皓正が白木秀雄クインテットを退団
6月22日 名古屋ヤマハジャズクラブコンサート 菊地雅章-日野皓正4
（ヤマハ名古屋店4F）
6月27日 「全日本ジャズフェスティバル’68」開催。（新宿厚生年金会館）
渡辺貞夫は渡米中で不参加だが原信夫と＃＆♭にアレンジメントを提供した。（ゲーリーズ・チューン）
日本コロムビアが実況録音 (PSS-10001～2)
原信夫とシャープスアンドフラッツ 日野皓正tp 鈴木弘tb 古谷充as 鈴木重男as 松本英彦ts 宮沢昭ts 原田忠幸bs 北村英治cl
菊地雅章p 八城一夫p 市川秀男p 沢田駿吾g 増尾好秋g 原田政長b 稲葉国光b 寺川正興b ジョージ大塚ds 猪俣猛ds 日野元彦ds
山本邦山b-fl 武井義明vo 弘田三枝子vo
9月11日静岡市駿府会館 9月25日 浜松市厚生年金体育館でも開催された 渡辺貞夫4出演
他の出演はシャープスアンドフラッツ 菊地＝日野クインテット 松本英彦ts 宮沢昭ts
猪俣猛ds 北村英治cl 鈴木重男as 前田憲男p 鈴木弘tb 滝本達郎b 弘田三枝子vo
この頃のジャズライブ状況
ピットイン
金曜2時 大野雄二3 金曜7時
渡辺文男5 土曜2時 猪俣猛とウエストライナーズ
土曜7時 松本英彦4 日曜2時 小西徹4 日曜7時 菊地雅章＝日野皓正5
そのほか沢田駿吾5 今田勝4
新宿タロー・ジャズワークショップ
火曜2時 吉田多宏4 水曜6時半 大野雄二3 木曜2時 藤井貞泰5 木曜6時半 ジョージ大塚3
金曜2時 内堀誠4
金曜6時半 杉本喜代志4 土曜2時 高木元輝4 土曜6時半 大野雄二3
日曜2時 藤井貞泰5 日曜6時半 ジョージ大塚
駒込ジャズギャラリー
水7時 カレッジジャズセッション 土７時
渡辺文男5又はジミー竹内ゴールデントリオ
赤羽緑屋 日曜1時 加藤久鎮6・吉田多宏5
自由が丘5スポット
毎日6時 鈴木勲5
代々木NARU 日2・6時 カレッジジャムセッション
渋谷オスカー 土曜7時 カレッジジャズコンサート 毎月1回カレッジオーケストラ出演
7月１日 ＣＢＳソニーレコード発足
第１回の発売は８月２１日
7月 日本コロムビアとタクトレコードが業務提携。
以降タクトレコードは日本コロムビアから発売されることになる。
7月 サド・ジョーンズ＝メル・ルイス・ジャズオーケストラが初来日
出演予定も決まらない突然の来日だったが12・13日：新宿ピットイン 14・21日：新宿紀伊国屋ホール 20日：都市センターホール
で公演を行った。 （後に告訴騒ぎになった）
ベースは稲葉国光が参加。(リチャード・デイヴィスが身内の不幸で先に帰国したため)
20日の都市センターホールコンサートはFM東海が中継を行い、録音も残っている。
7月6日 渡米中の渡辺貞夫、ニューポートジャズフェスティバルに出演。
渡辺貞夫as ビリー・テイラーp ジェフ・キャッスルマンb ルーファス・リードds
<オー・プリヴァーヴ><レッド・クロス>を演奏（２０分）
この時の渡辺貞夫のインタビューが「日立ミュージック・イン・ハイフォニック」（日本放送）で放送された。
（聞き手：岩波洋三）
7月10日 ブラジル在住の小野敏郎の招きでニューポートからブラジル・サンパウロへ飛ぶ。
（小野氏は当時ブラジルで「クラブ一番」経営 小野リサの父）
サンパウロの空港で歌手の田端義雄と一緒になった。
夜8時・ＴＶ７の「エビ・カマゴ・ショー」出演。３曲演奏。
ボサノバ3曲をルイス・ロイ楽団の伴奏で演奏。
夜12時・「クラブ・一番」に出演。
7月15日 ＴＶ「ウイスソン・シモナル・ショー」出演。フルバンドをバックに演奏。
7月17日 ジャズクラブで歓迎レセプション開催。ジンボ・トリオ他ブラジルの一流プレイヤーが多数参加。
7月18日 タクトレコードの依頼で「サダオ・ミーツ・ブラジリアン・フレンズ」をレコーディング。
◎サダオ・ミーツ・ブラジリアン・フレンズ (日本コロムビア～タクト：XMS-10003)
渡辺貞夫as fl
ジョゼ・フエレイラas カルロス・アルベルト・アルカンタラts
ワルジール・ジ・バボスtp アバレシード・ビアンチp org ジョアン・カルロス・ペゴラーロp vib
オルミール・セオカエルg マシアス・ダ・シルヴァb ダグラス・オリヴエイラds
<ビン・ボン><イ・ナーダ・マイス><ジェバウ><私とそよ風><かわった小舟><リズム><悲しみ><カロリーナ>
<浜辺のボッサ><モストラ・モレーナ><かるい気持ちで><リズム>
7月19日 バーデン・パウエルが出演中の劇場へ行く。
サンパウロの新聞は「日本から素晴らしいジャズマン、渡辺貞夫がやってきた」と写真入で大きく報道され、
音楽界の大きな話題となる。サンパウロのミュージシャンの間では渡辺貞夫の帰国後、再招聘の署名運動まで
起こるなどブラジルのミュージシャンに大きな影響を与えた。
友人がニューヨークに来たのでニューヨークへ戻りその後ボストンへ行き、ジョージ・ウエインのフェス
ティバルを聴きに行く。（オーディトリウムでラヴィ・シャンカールを聴いた。）ボストン郊外ではマイルス・デイ
ヴィス・クインテットを聴く。マイルスを聴きトロンボーンの必要性をいっそう感じ,（渡米前から考えていた）、
帰国後トロンボーン奏者（今井尚）をメンバーに加える。
8月20日 渡辺貞夫帰国
7月14日 名古屋ヤマハジャズクラブコンサート 松本英彦4 （ヤマハ名古屋店4F）
7月 菊地＝日野クインテット九州公演
26日:博多 27日:小倉 28日:長崎 29日:鹿児島医師会館 30日:別府
8月 この頃から宮間利之とニューハード 澁谷・オスカーに出演開始。（月１回日曜日昼）
8月21日 新しく発足したＣＢＳソニーレコードが第1回新譜を発売
ジャズの第１回新譜は「ヘイ・ブルーベック/デイブ・ブルーベック」（SONP-50003 タイム・アウトの新装盤)
8月22・30日 菊地＝日野クインテットが「菊地＝日野クインテット」録音
（日本コロムビア～タクト：XMS-10011)
8月31日 渡辺貞夫帰国リサイタル開催 （東京サンケイホール）
第1部：渡辺貞夫クインテット（今井尚tbが参加）
<ヒア・ゼア・アンドエヴリウエア><浜辺のサンバ><ノー・モア・ブルース>
<ブルー・ジェイ・ウェイ>他
八城一夫トリオで<恋とはなんでしょう><ラバーマン>
八城一夫トリオに渡辺貞夫が加わり<愚かな恋><オー・プリヴァーヴ>
第２部：渡辺貞夫クインテット＋ゲスト
菊地高行bs 宮田英夫fl 今村祐司perc 鈴木良雄b
<ビートでジャンプ><ワイルド・シング><モーニン・モーニン>他
8月31日 菊地雅章
渡米歓送演奏会が新宿「ＤＵＧ」で行われる。
菊地=日野クインテット出演。
この日佐藤允彦、荒川康男が米国バークレー音楽院より帰国
9月 銀座ジャンク オープン （銀座西6-5） 6時から生演奏
月曜日：大野雄二4 木曜日：富樫雅彦5 土曜日：ジョージ大塚3
他に日野皓正5出演。
9月10･13日 「全日本フルバンドフェスティバル‘68」コンサートのオールスタービッグバンドに参加。(新宿厚生年金会館)
実況録音,LP化 ◎全日本フルバンドフェスティバル‘68 （日本コロムビア：PSS-10003～4）
10日：全日本オールスターズ
渡辺貞夫 鈴木孝二as 村岡健 宮沢明ts 岡崎広志bs
伏見哲夫 日野皓正
篠原国利 福島照之tp 宗清洋
鈴木弘 永田久男 橋爪智明tb
稲葉国光b 菊池雅章p 猪俣猛ds 増尾好秋g
<テイスト・オブ・ザ・タウン(前田憲男作･編曲)>がLPに収録
<ゲーリー・マクファーランドのオリジナル２曲>
<ブルー・モンク><ボサノバオリジナル曲>を演奏したがLP未収録
13日：全日本オールスターズ
渡辺貞夫 五十嵐明要as 村岡建 松本英彦ts 岡崎広志bs
伏見哲夫 日野皓正
森川周三 福島照之tp 中沢忠孝
鈴木弘 谷山忠男 西村久tb
寺川正興b 市川秀男p 猪俣猛ds 増尾好秋g
<コアギュレーション(山屋清作･編曲)>がLPに収録
渡辺貞夫, ゲーリー・マクファーランド,山屋清のオリジナル曲を1曲ずつ演奏したがLP未収録
他に原信夫とシャープスアンドフラッツ等10ビッグバンドが出演。
9月13日 菊地雅章がバークリー留学のため渡米
この頃渡辺貞夫グループのベーシストが池田芳夫に交代
9月28日 「ニューストリームインジャズ」コンサートに出演。（渋谷公会堂）
ジョージ大塚3 (市川秀男p 寺川正興b)
渡辺貞夫5(増尾好秋g 渡辺文男ds今井尚tb 池田芳夫b)
日野皓正5（村岡建ts 菊地雅洋p 稲葉国光b 日野元彦ds）＋１０
(鈴木重男as 菊地秀行bs 宮田英夫fl 鈴木武久tp,
鈴木弘tb 市浦靖tb 増尾好秋g 杉本喜代志g他) クラウジア・ラロvoが出演。
10月3日「ナベサダ・プレイズＲ＆Ｂ」コンサート開催 （名古屋愛知文化講堂）
渡辺貞夫クインテット
10月15日～17日「ダイムコンサート」出演。
15日：神戸国際会館 16日：大阪サンケイホール 17日：京都府立勤労会館
渡辺貞夫クインテット
関西大学 同志社大学 関西学院大学 立命館大学の各ジャズグループ,フォークグループ出演。
10月 金井英人とキングスロア 第3回リサイタル開催
10月10日 猪俣猛ds 渡米（2ヶ月）
10月下旬 鈴木宏昌pが日野皓正クインテットに入団（菊地雅洋p退団）
11月8日 「サダオ・プレイズ」コンサート開催。(慶応大学軽音楽研究会主催 東京サンケイホール)
<ルック・オブ・ラブ><マジカル・ミステリー><汽車と船と飛行機と><涙の乗車券>
<ウォーク・オン・バイ><アイ・アム・ア・ワルテス>
渡辺貞夫as 日野皓正 伏見哲夫tp 鈴木弘 今井尚 市浦靖tb 鈴木良雄org
増尾好秋g 池田芳夫b 渡辺文男ds 今村祐司perc
実況録音,LP化。◎サダオ・プレイズ・バカラック・アンド・ビートルズ (日本コロムビア～タクト：XMS-10010)
LPには上記の6曲と68年12月16日スタジオ録音された次の音源が追加収録されている。
<ヒア・ゼア・・アンド・エヴリウエア><ブルー・ジェイ・ウェイ>
渡辺貞夫as 増尾好秋g 池田芳夫b 渡辺文男ds
<リーチ・アウト・フォー・ミー>
1～6のメンバーより今井 鈴木良雄が抜け 橋爪智明tb 江藤勲el-b が加わる。
11月15日 日野皓正コンサート ゲスト：鈴木弘tb (虎ノ門日消ホール)
11月22日 「第1回スイングジャーナルジャズワークショップ」開催
日野皓正クインテット 日野皓正オーケストラ出演
(日本コロムビア～タクト実況録音 XMS-10016)
11月25日 「佐藤允彦の眼を通してみた世界の隆盛とその破壊またはジャズアナグラム」コンサート （赤坂・砂防会館）
佐藤允彦p,comp,arr 宮沢昭ts 日野皓正tp 荒川康男b 寺川正興b 日野元彦ds
演出・構成：武市好古 照明：有馬裕人
12月 寺川正興bがジョージ大塚3を脱退 水橋孝参加
12月 石川晶dsがトリオを結成 （佐藤允彦p 寺川正興b）
12月上旬 新宿ピットイン 本格的なジャズクラブに店内を改装 （シアターピットインは廃止）
この頃のスケジュール （火・水・木:300円 金・土・日：350円）
火・水・木曜日(7時) 今田勝3
金曜日(2時) 大野雄二3
金曜日(7時) 高柳昌行とジャズコンテンポラリー
土曜日(2時) 高柳昌行とジャズコンテンポラリー
土曜日(7時) 冨樫雅彦～鈴木弘5
日曜日(2時) 鈴木弘5
日曜日(7時) 日野皓正5
12月 この頃の新宿タローのスケジュール
火曜日(2時)吉田多宏 火曜日(6時半)杉本喜代志4
水曜日(2時)上野輝明4 水曜日(6時半)大野雄二3
木曜日(2時)藤井貞泰5 木曜日(6時半)ジョージ大塚3 金曜日(2時)内堀誠4 金曜日(6時半)佐藤允彦3
土曜日(2時)高木元輝3 土曜日(6時半)大野雄二3 日曜日(2時)藤井貞泰5 日曜日(6時半)ジョージ大塚3
12月 この頃の銀座ジャンクのスケジュール
月曜日(6時)大野雄二4 火曜日(6時)直居隆雄5 水曜日(6時)川崎ryou4 木曜日(6時)冨樫雅彦3
金曜日(6時) 日野皓正5 土曜日(6時)ジョージ大塚 日曜日(3時半)高柳昌行とジャズコンテンポラリー
12月 宮間利之とニューハード 新宿ピットインに出演開始
12月23日 山下洋輔「ブルーノート研究」を新宿ピットインで発表
12月24日夜 新宿ピットインにクインテットで出演。
12月31日～1月1日 「ジャズフェスティバル 68～69 ミッドナイトジャムセッション」に出演。
（銀座ヤマハホール）
出演：渡辺貞夫
鈴木重男 峰厚介 鈴木孝二as
日野皓正 沖至 伏見哲夫tp 橋爪智明 鈴木弘tb
村岡建
松本英彦 谷口和典 加藤久鎮 西村昭夫ts
杉本喜代志 増尾好秋g
鈴木宏昌
管野邦彦 大野雄二 藤井貞泰 小川俊彦 前田憲男 市川秀男 佐藤允彦p
日野元彦
小津昌彦 小原哲次郎 中村吉夫 富樫雅彦 西川喬昭 ジョージ大塚 猪俣猛 久富保 小野次郎ds
稲葉国光
水橋孝 紙上理 鈴木淳 鈴木良雄 池田芳夫 竹内弘 荒川康男 鈴木勲 中村照夫b
グループ １：前田憲男p 加藤久鎮ts 峰厚介as 稲葉国光b 小津昌彦ds
<オール・オブ・ユー>
グループ ２：渡辺貞夫sn 前田憲男p 増尾好秋g 鈴木良雄b 猪俣猛ds
<ストレイト・ノー・チェイサー><ポルカドッツ・アンド・ムーン・ビームス>
グループ ３：鈴木弘tb 伏見哲夫tp 前田憲男p 増尾好秋g 鈴木良雄b 猪俣猛ds
<マシュ・ケ・ナダ>
グループ ４：杉本喜代志g 日野元彦ds 鈴木宏昌p 池田芳夫b
ブルースと鈴木宏昌のオリジナルを演奏
グループ ５：松本英彦ts 前田憲男p 池田芳夫b 小津昌彦ds
<ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス>
グループ ６：日野皓正tp 村岡建ts 稲葉国光b 鈴木宏昌p 日野元彦ds
<ライク・マイルス><いそしぎ><ウエイビー・ウエイ>
グループ ７：鈴木弘tb 伏見哲夫tp 鈴木重男as 大野雄二p 鈴木淳b 富樫雅彦ds
<タツー・キャッツ><ヴァリエイシヨン>
グループ ８：橋爪智明tb 谷口和典ts 鈴木孝二as 小川俊彦p 中村吉夫ds 竹内弘b
エリントン作品２曲演奏
上記メンバーに松本英彦ts 日野皓正tp 鈴木弘tb 加藤久鎮ts 峰厚介asが加わり
<ウエイ・ウエイ・バック><Ｂフラットのブルース>
グループ ９：佐藤允彦p 荒川康男b 富樫雅彦ds
<ハウ・マイ・ハート・シングス><ミッシェル>
グループ１０：管野邦彦p 鈴木勲cell 中村照夫b 小原哲次郎ds
<ブルース><枯葉>
グループ１１：沖至tp 西村昭夫ts 鈴木孝二as 紙上理b 久富保ds
<ネイチャー・ボーイ>
グループ１２：松本英彦ts 加藤久鎮ss 峰厚介as 紙上理b 中村照夫b 小野次郎ds
<アフロ・ブルー>
グループ１３：ジョージ大塚ds 市川秀男p 水橋孝ds
？？？
グループ１４：藤井貞泰p 西村昭夫ts 沖至tp 水橋孝b 西川喬昭ds・・・etc
<オン・グリーン・ドルフイン・ストリート>
１９６９年
この年日本ジャズの録音がメジャーレコード会社各社で活発化。
テイチク「日本のジャズメンシリーズ」開始。
東芝・エキスプレスジャズシリーズスタート。佐藤允彦が東芝と契約,「パラジウム」を録音。
ビクター「日本のジャズシリーズ」スタート。富樫雅彦「ウイ・ナウ・クリエイト」録音。
この年渡辺貞夫「ぼく自身のためのジャズ」執筆 （出版１１月１５日） （口述筆記・編集：岩波洋三 荒地出版社）
山下洋輔「ブルーノート研究」を「音楽芸術」に寄稿 パンフレット化
この頃のジャズライブ状況
ピットイン
火水木7時 今田勝3 金2時 大野雄二3 金7時 高柳昌行とジャズコンテンポラリー
土2時 高柳昌行とジャズコンテンポラリー 土7時 富樫雅彦＝鈴木弘5 日2時 鈴木弘5
日7時 日野皓正5 12月24日7時 渡辺貞夫5 12月25日7時 日野皓正5
12月29日 宮間利之とニューハード 火水木300円 金土日350円
新宿タロー・ジャズワークショップ
火2時 吉田多宏4 火6時半 杉本喜代志4 水2時 上野輝明4 水6時半 大野雄二3
木2時 藤井貞泰5 木6時半 ジョージ大塚3 金2時 内堀誠4 金6時 佐藤允彦3
土2時
高木元輝 3 土6時半 大野雄二3 日2時 藤井貞泰5 日6時半 ジョージ大塚3
銀ジャンク
月6時 大野雄二4 火6時 直居隆雄5 水6時 川崎瞭4 木6時 富樫雅彦3
金6時 日野皓正5 土6時 ジョージ大塚3 日3時半 高柳昌行とジャズコンテンポラリー
渋谷オスカー 土曜7時 カレッジジャズコンサート 12月25日
宮間利之とニューハード
池袋JUN CLUB 木金土日1時
ジャズセッション 第2,第4金 日野皓正5又はジョージ大塚3
駒込ジャズギャラリー 土2時 松原光児
赤羽緑屋 日曜1時 加藤久鎮 又は吉田多宏5
自由が丘5スポット
毎日6時 鈴木勲5
代々木NARU 土6時 中山憲一4
横浜ファースト 池谷ヤスオ3
1月 予定されていたマイルス・デイヴィスの来日公演が中止. （初日公演当日の6日に発表された.）
(マイルスの入国許可がおりなかった。)
ウエイン・ショーターts チック・コリアp ロン・カーターb ジャック・デ・ジョネットds
1月 渡辺貞夫(as,sn,fl) 増尾好秋(g) 鈴木良雄(b) 角田ヒロ(ds) でレコーディング (録音された経緯等不明)
<パストラル><ラウンド・トリップ(カミング)>
の2曲が「 渡辺貞夫VS日野皓正」に収録された
(キャニオン：C20R-0034 1980年4月発売)
1月7日 「ニューイヤーコンサート“VIVA’69」コンサートにクインテットで出演。（渋谷公会堂）
渡辺貞夫クインテット 日野皓正クインテット 八城一夫トリオ
宮間利之とニューハード 小野満とスイングビーバーズが出演。
1月9日 「ニューイヤージャズコンサート」出演。（日比谷公会堂）
渡辺貞夫クインテット 早大ハイソサエティオーケストラ
1月 東銀座・オレオが閉店
1月20日,2月3日 冨樫雅彦ds～鈴木弘tb5 「ヴァリエーション」を録音 （テイチク会館 日本コロムビア～タクト:XMS-10014）
日本のジャズLPでフリージャズの要素を入れた初のレコード
伏見哲夫tp 大野雄二p 鈴木淳b
1月 クリス・コナー来日 (NHK-TV 世界の音楽録画 27日:大阪フェスティバルホール 2月5日:京都会館)
ジョージ大塚ds3と録音 （1月28・29日 日本ビクター～ワールドグループ：SMJ-7511）
市川秀男p 水橋孝b 沢田駿吾g
1月 澁谷毅p渡米 (1月22日～2月6日)
2月1日 ニッポン放送で「ナベサダとジャズ」放送開始 （HBC CBC ABC KBC 他で全国ネット 資生堂提供）
月曜～土曜日：夜11時40分～55分 日曜日：夜11時30分～12:00
ＤＪ：兼田美笑子（後に清水あきえ）
2月 銀座ジャンクがこの月から休業 銀座8丁目に移転 6月に新装開店。
2月 鈴木弘tb 赤坂スペースカプセル出演(ゴーゴークラブ)
2月 アストラッド・ジルベルト来日 (12日～26日)
チャーリー・マリアーノasが同行
2月16日 新宿ピットインで日野皓正5が実況録音 (日本コロムビア～タクト 未発売)
村岡建ts 鈴木宏昌p 稲葉国光b 日野元彦ds
2月18日 マイルス・デイヴィス「イン・ア・サイレント・ウェイ」を録音。（NYC CBSスタジオ）
2月22日 赤坂シーザースジャズ で佐藤允彦3＋宮沢昭に
チャーリー・マリアーノas、ノーリス・ジョーンズb マジッド・シャバスdsが参加しセッション
2月24日 新宿DUG で日野皓正tp 村岡建ts 鈴木宏昌p ノーリス・ジョーンズb マジッド・シャバスds
のセッションが行われる。
2月28日 新宿ピットインでデキシー大会開催 超満員・大盛況だった。 （モダンジャズメン含む）
2月～3月 増尾好秋が初リーダー作「バルセロナの風」を録音。（CBSソニー：SONE-70065）
2月 「ページ２/ジョージ大塚」第2回ジャズ・ディスク大賞の日本ジャズ賞を受賞。
日本コロムビア-タクト：XMS-10002）
2月 この頃のコンボのメンバー状況
藤井貞泰p3 池田芳夫or水橋孝b 西川喬昭ds
ジョージ大塚ds3 市川秀男p 水橋孝b
本田竹彦p3 沖山竜二b 村上寛ds
日野皓正tp5 村岡建ts 鈴木宏昌p 稲葉国光b 日野元彦ds
今田勝p4 三森一郎ts 古沢元治b 中村達也ds
石川晶ds3 佐藤允彦or鈴木宏昌p 寺川正興b
前田憲男p3 滝本達郎b 猪俣猛ds
松本英彦ts4 潮先郁男g 酒井潮org 小泉喜美雄b 長芝正司ds
直居隆雄g5 中村誠一ts 藤田英雄p 高橋直b 森山威男ds
大野雄二p3 稲葉国光or池田芳夫b 日野元彦or富樫雅彦ds
佐藤允彦p3 荒川康男b 富樫雅彦ds
沢田駿吾g5 村岡建ts 徳山陽p 滝谷裕則b 佐藤恭一ds
杉本喜代志g4 鈴木宏昌p 池田芳夫b 日野元彦ds
高木元輝ts3 古沢元治b 中村達也ds
高柳昌行g4 三戸部章vib 萩原栄治郎b 岸田惠二ds 佐藤敏夫g
渡辺貞夫as5 今井尚tb 増尾好秋g 鈴木良雄b 渡辺文男ds
八城一夫p3 小林陽一b 藤崎秀樹ds
沖至tp4 佐脇武則as 池田芳夫b 岡山和義ds
峰厚介as4 蒲池猛p 林順一b 小原哲次郎ds
富樫雅彦ds＝鈴木弘tb5 高木元輝ts 吉沢元治b 鈴木淳b
古谷充asとザ・フレッシュメン 寺崎康幸tp 大塚善章p 奥村博一b 青山栄次郎ds
松本浩vibとブルーナイツ
中牟礼貞則g 柴田恒雄b 近藤和紀ds
岡崎広志asとスターゲイザース 大久保計利tp 根本博央bs 金井陽一ts 湊孝夫p 滝本国郎b 山崎弘ds
薗田憲一tbとデキシーキングス 中川善弘tp 有馬康彦cl 宮崎忠一bjo 薗田祐司tu 大塚勝久ds
原信夫とシャープスアンドフラッツ
原信夫, 谷口和典ts 前川元 ,鈴木孝二as 森川信幸bs
森川周三 ,福島照之, 篠原国利 ,佐波博tp 谷山忠男, 橋爪智明,
中島正弘tb
小川俊彦p 竹内弘b 中村吉夫ds
宮間利之とニューハード
宮間利之cond
羽鳥幸次, 村田文治, 佐野健一, 藤崎邦夫tp 片岡輝彦, 上高政道,
戸倉誠一, 青木武tb
高見弘, 中山進治as 市原宏佑,前田章二ts 砂原俊三bs
今城嘉信p 山木幸三郎g,arr,comp 国定正夫b 田畑貞一ds
3月 東芝音楽工業から初のブルーノート国内プレスの12インチLPが発売
NR-8101：メモラブル・セッションズ/チャーリー・クリスチャン～エドモンド・ホール
あと4月と7月に1枚ずつ発売された
1500番台最初の国内プレスがシリーズ化されたのは1970年10月。3か月で16枚が発売された。
3月 療養中だった山下洋輔がカムバック。新宿ピットインでリハーサル 新宿ピットインに月数回自己のカルテットで出演開始。
中村誠一ts 森山威男ds 杉本敏昭b （杉本はすぐに脱退しテイチクレコードへ入社）
この頃行っていた演奏はまだ普通のスタンダードやモーダルなスタイルだった
ある日突然山下の「皆勝手にやってくれ」の一言でフリーフォームになる
3月1日 石川晶 カウントバファロージャズロックバンドを結成
村岡建ts,ss 杉本喜代志g 寺川正興b 佐藤允彦or鈴木宏昌p
3月5日 高柳昌行4解散
3月15日 「ＳＪジャズワークショップ２ 渡辺貞夫 チャーリー・パーカーに捧ぐ」コンサート（銀座ヤマハホール）
渡辺貞夫as 八城一夫p 増尾好秋g 日野皓正tp 原田政長b 渡辺文男ds
タクトが実況録音,LP化。
◎ＳＪジャズワークショップ2/渡辺貞夫,Cパーカーに捧ぐ (日本コロムビア～タクトXMS-10018)
<パーカーズ・ムード><ア・ソング・フォー・バード>
<エヴリシング・ハップンズ・トゥーミー><言い出しかねて>
<オー・プリヴァーヴ この曲のみ日野皓正が加わる><あなたなしでは>収録
3月6・13日 宮間利之とニューハード 「パースペクテイヴ」録音 (日本コロムビア：JPS-5178)
佐藤允彦, 前田憲男, 山木幸三郎, 高見弘が作･編曲を担当
宮間利之cond 羽鳥幸次, 村田文治, 藤崎邦夫, 佐野健一tp 片岡輝彦, 上高政通, 戸倉誠一, 青木武tb
中山進治, 高見弘as 市原宏祐, 前田章二ts 砂原俊三bs 山木幸三郎g 今城嘉信p 国定正夫b 田畑貞一ds
3月17・19日 佐藤允彦 東芝と契約、初リーダー作「パラジウム」を録音 （東芝音楽工業～エキスプレス：ETP-9041）
荒川康男b 富樫雅彦ds
3月24日 日野皓正クインテットが初のワンマンコンサートを開催。（東京サンケイホール）
3月26日 サム＆デイヴ が 伴奏のソウル・メン・オーケストラ(指揮：ジミー・ノリス)と共に初来日。
3月29日・4月1,2,3日 東京・大手町サンケイホールで公演。
(前座で三保敬太郎のＲ＆Ｂバンドが入口で演奏を行う)
3月30日 金井英人とキングスロア
「ジンギスカン」録音 （CBSソニー：SONB-76004 17cmLPレコードで発売）
金井英人b 森剣治as 井口純夫tp 高畑英雄tb 久我謙二fl 東田逸人ds 鈴木雅通tp
小林三郎fl 門田光雄p 神田重陽vib （以上ソロイストのみ記載）
A:ジンギスカン（神田重陽comp,arr）
B:急がないで（arr神田重陽） そして今は(arr:山屋清)
4月 三重・志摩半島に「ヤマハミュージックキャンプ 合歓の郷」がオープン。
4月 宮田英夫flが新コンボを結成
川崎燎g 水橋孝b 小津昌彦ds
4月 SJ読者人気投票で日野皓正クインテットがポールウイナー獲得。
4月 富樫＝高柳5が新宿ピットインに出演(土曜日・夜)
沖至tp 高木元輝ts 吉沢元治b 演奏はすべてニュージャズ
4月2・25日
佐藤允彦トリオ＋宮沢昭tsで「フォー・ユニッツ」録音。(テイチク：UPS-2008)
冨樫雅彦ds 荒川康男b
4月27日
ヤマハナゴヤジャズクラブ4月例会に出演。
（ヤマハナゴヤビル７Ｆホール）
渡辺貞夫カルテット
4月29日 ワンツー清水と宇宙楽団 リサイタル開催 （新宿厚生年金会館）
‘月の表面でジャズコンサート’
2部で村岡建がゲスト参加
4月30日 The 3rd モダンジャズコンサート (新宿厚生年金会館小ホール)
富樫雅彦5 峰厚介5
5月 同人誌「ＪＡＺＺ」創刊 （杉田誠一 編集）
5月 南青山にミスティ が開店 毎夜6時から11時まで生演奏
